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仕事中にイライラするときに、その怒りをコントロールするスキルがアンガーマネジメントです。 人が抱えている混沌とした怒りやコンプレックスなどを一旦整理してみて客観的に見ることで、たとえ怒りが生じても、それを上手にコントロールして問題の解決を図るというスキルこそがアンガーマネジメントといえるでしょう。 これを身に付けていないと、自分の理解が得られない場合に相手に高圧的になったり、周囲の人に八つ当たりしたりなどの不適切な行動をとってしまいがちとなります。 とりわけ職場は、いろいろな関係が混じり合うところです。このスキルは大いに役に立つといえるでしょう。 私たちが日々生活している中で、怒りを感じてしまうことがあります。その瞬間は誰しも穏やかな心境ではいられません。しかし、その怒りの感情は、心理学的には「自分を守るための感情」だとされています。 人間は怒りに至るまでに、ネガティブな感情を胸の中に蓄積する仕組みがあるのです。それがキャパを超えてしまうと、怒りとして表に出ます。キャパを超えても怒りを表現できないと、ストレスで心身に悪い影響を与えるでしょう。つまり、怒りは防衛反応でもあるのです。 自分自身の怒りのタイプを認識して、さらにそれを沈める術を知ることによって、現状よりも前向きに仕事と向き合えるでしょう。

怒りの種類6タイプ

公明正大タイプ

このタイプは信念や正義感を持ち、それに従って振る舞う人です。意志が強いので、誘惑には惑わされない強さを持っています。 怒りの傾向としては、自分が裁く立場でないことでも、介入して裁こうとするでしょう。正義のためなら法を超える行為のやむをえないと考え、自分が仕切らなければと思い、ちょっとした不正でも許せないタイプです。

外柔内剛タイプ

このタイプは一見穏やかなようで、胸には強いものを秘めおり、自分のルールを頑固に重んじます。見た目と内面のギャップがあるので誤解されがちです。 怒りの傾向は、根拠もないのに自分の考え方が正しいと思い続けます。無遠慮に頼まれごとをされやすく、ストレスを感じ、人の思いを邪推しがちで、そもそも人の話を聞くのが苦手です。

タイプごとの改善策トレーニング

公明正大タイプの改善トレーニング

人が人を裁けるのは、いわば裁判官や検察官であり、普通は誰もが人を罰することはできません。誰かを評価することは許されますが、罰することはまったく意味が違います。 このタイプは、部下に対して報告を求める程度が尋常でない、ちょっとしたミスでも指摘しないと気が収まらない、自分の非を認めないという傾向に気をつけなければなりません。自分の裁量の範囲を意識し、重要なこととそうでないことを峻別する努力が必要です。

外柔内剛タイプの改善トレーニング

ふだんはとても穏やかなのに、一旦怒りに触れると、思い込みの激しさが前面に出てしまって周囲をびっくりさせてしまうのがこのタイプの抱える問題です。 「みんなそうだろ?」「それは常識だ!」などの発言をしたときに、独りよがりな考えに陥っていないかを省みる必要があります。人の気持ちを邪推しそうになったらそれを抑えて、よい面に目を向ける努力をしてみなければなりません。

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