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大城ケンタ

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大城ケンタ(おおしろけんた) / 心理カウンセラー

心理カウンセリングルーム∞ひびき

コラム

生きるのが辛い時の対処法と、心が軽くなる生き方

2020年5月20日 公開 / 2020年5月26日更新

テーマ:生き方

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

私は、仕事・人間関係・恋愛・親の介護・子育て・お金の悩みなど様々な理由で「生きるのが辛い」という方のカウンセリングをしてきました。

「死にたい」「生きてるのが嫌」そのような中で、どのように生きる希望を見出し、前を向いていくのかを解説します。

こんにちは。心理カウンセラーの大城ケンタです。よろしくお願いします。

カウンセラー写真

生きるのが辛い理由

あなたは「マズローの5段階欲求」というのをご存知でしょうか?

マズローの5段階欲求とは、アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(1908~1970)が考案したもので、人間の「欲求」には5つの段階があるとする心理学理論です。

マズローの5段階欲求とは、次の通りです。

1、生理的欲求…食欲、睡眠欲、性欲など
2、安全の欲求…安心・安全に過ごしたい、健康に過ごしたい
3、社会的欲求…社会に属したい、仲間が欲しい、人と繋がりたい、孤独になりたくない
4、承認欲求…他者から認められたい、尊敬されたい
5、自己実現欲求…自分の能力を発揮し、創造的活動をしたい

これらの欲求が満たされない時に、生きているのが辛くなります。

一つずつ、例を挙げて説明します。

生理的欲求が満たされない例
・睡眠時間が少ない
・食事が与えられない
・スキンシップがない


安全の欲求が満たされない例
・ビジネスで失敗して借金ができた
・就職先が決まらない
・病気になった
・親が怖くて、家での居心地が悪い


社会的欲求が満たされたない例
・学校や職場で孤立している
・友達がいない
・恋人がいない
・話す相手がいない


承認の欲求が満たされない例
・上司に評価してもらえない
・頑張ってるのに認めてもらえない
・恋人に愛してもらえない


自己実現の欲求が満たされない例
・ビジネスがうまくいかない
・やりたいことがわからない
・もっと成長したいのに成長できない

このように人間は5つの欲求が満たされないと生きるのが辛くなります。

生きるのが辛い時は、嫌々やっていることを減らそう

ここからは私がカウンセリングをしていて、「生きるのが辛い」という人の共通点についてご紹介します。

結論から言うと、生きるのが辛いと言う人は、やりたくないことを嫌々やっていることが多いです。

人間は日常生活において、掃除や洗濯、買い物や料理、入浴、仕事や勉強など、やらなければいけないことが山ほどあります。

ところが、

・学校に行きたくない
・勉強したくない
・仕事に行きたくない
・本当は働きたくない
・親の介護もしたくない
・掃除や洗濯、料理もしたくない
・人間関係に気を遣いたくない
・本当は人と関わりたくない

このように、本当はやりたくないのに、嫌々やっていることが多すぎるのです。

本当は考えたくないのに、考えなければならないことが多すぎます。

そうなると、何の為に生きているのか分からなくなり、生きるのが辛くなるのは当然です。

あなたがもっと楽に生きる為には、できるだけやりたくないことを減らすこと。

具体的には、

・勉強時間を減らす
・無理なく出来る仕事をする
・本当にしんどい時は、会社を辞める
・親の介護は、頼れる人に頼る
・掃除や洗濯する回数を減らす
・料理はできるだけ手を抜く
・家事を手伝ってもらう
・人間関係で我慢せず、自分の気持ちを伝える

こういったことができると、生きづらさは、随分と軽くなるでしょう。

生きるのが辛い時は、猫のように生きよう

生きるのが辛い時というのは、やりたくないことを嫌々やっている時です。

それは考えたくないことを、考えないといけない状態です。

考えたくないことを考えないといけないので、常にストレス状態と言えます。

そういう時は、頭を休めて、もっと動物的に、本能的に生きるほうが楽に生きることができます。

あなたは「猫」の生態をご存知でしょうか?

猫の語源は、諸説あるようですが、「寝る子」ということから、猫と言われているようです。

そのくらい、猫はよく寝るようです。

カウンセリングをしていて、あるクライアントさんが「猫になりたい」と言いました。

その理由として、「猫は自由気ままに生きているから」だと。

猫の特徴としては、次のようなものがあります。

・気持ち良さそうに、よく寝る
・好きな時に好きな場所に出かける
・好きな時に家に帰って来る
・甘えたい時に、飼い主に甘える
・当然のように食事も与えられる
・自由気ままに生きている

生きるのが辛い人は、この猫のような生き方を見習うべきなのです。

これを人間に例えると、こうです。

・睡眠時間を増やして、思い切り寝る
・好きな時に好きな場所に行く
・好きな物を好きな時に食べる
・親や職場の人に甘えて、頼る
・家事など、やりたくないことを極力減らす
・できるだけ考えなくても出来る仕事をする

頭であれこれ考えず、本能のままに生きる。

とりわけ、「寝る」というのが大事になります。

カウンセリングで、「今何がしたいですか?」とクライアントさんに聞くと、多くの方が「寝たい」と言われます。

生きるのが辛い時、猫を見習って、まずは十分な睡眠をとりましょう。

生きる意味とは何か?

生きるのが辛いのは、やりたくないことを嫌々やっていて、何の為に生きてるのか分からないからだと述べました。

生きる意味がわからない、それは「目指すべき目標」「進むべき目的地」がわからない、と言い換えることもできるでしょう。

人間は、目標があれば頑張れる。
人間は、自分のやっていることに意味を感じられると頑張れる。

そういう生き物です。

では、生きる意味とは何か?

実はこれは非常に難しい問いです。

例えば、

・政治家が「日本を変えたい」という思いで活動する。
・歌手が「歌で人に勇気を与えたい」と思いながら活動する。
・医者や看護師が「人を救いたい」と思いながら仕事をする。
・教育者が「立派な人を育てたい」と思いながら仕事をする。

そんなふうに、

「世の中を変えたい」
「人の役に立ちたい」
「社会に貢献したい」

そんな立派な思いで生きている人はどのくらいいるでしょうか。

少なくとも、「生きるのが辛い」という人にとって、そんな立派な生きる意味を感じることはできないはずです。

なぜなら、やりたくないことを嫌々やっていることが、あまりにも多いからです。

では、ここで先ほど挙げた、猫を例に考えてみます。

先ほど、生きるのが辛い時は、猫のように動物的に生きることで、楽に生きることができると述べました。

猫にとって生きる意味とは、何だと思いますか?

これも難しい問いですが、猫自身が生きる意味を実感しながら、生きているとは思えません。

猫が「私はこの人生で、これを成し遂げる為に生きているんだ」と思いながら生きているとは思えません。

猫は、ただ自由気ままに生きているのでしょう。

・寝たいだけ寝る
・甘えたい時に甘える
・好きな場所に行く
・ご飯も与えられる

自分の好きなように生きて、その心地良さを感じている。

生きる意味としては、不十分かもしれませんが、ある意味で、それが幸せな人生とも言えるでしょう。

生きる意味がわからない人は、ひとまず

「心地良く生きる」
「やりたくないことを減らして、好きなように生きる」
「猫のように自由気ままに生きる」

それを目標にしてみるのはどうでしょうか。

生きるのが辛い時こそ、小さな幸せを見つけよう

冒頭で、マズローの5段階欲求が満たされない時に、生きるのが辛くなると述べました。

欲求が満たされないので、「不安、不満、不信、落ち込み、悲しみ、孤独、絶望」そういった、いわゆるネガティブな感情に支配される傾向にあります。

そんな時に、無理やり前向きになるのは難しいです。

前向きにならなくていいので、足元にある小さな幸せを見つけましょう。

今まで当たり前のように過ごしていた毎日に感謝できることを探し、幸せを感じるのです。

例えば、
・ご飯が食べれて幸せ
・ゴロゴロ寝れて幸せ
・住む家があって幸せ
・家具や電化製品があって幸せ
・心配してくれる人がいて幸せ
・近所の人が挨拶してくれて幸せ

どんな些細なことでもいいです。

満たされないことに意識をフォーカスするのではなく、既にある小さな幸せに目を向けてみましょう。

それを日記やメモ帳に、毎日一言ずつ書き溜めていくことで、徐々に心が満たされて、気持ちが軽くなります。

ぜひ一度お試しください。

生きるのが辛いのは、もしかして、うつ病?

あまりにも生きるのが辛いと感じる時は、自分がうつ病ではないかと疑ってみましょう。

<うつ病とは>
『うつ病とは、気分の落ち込みや喜び・興味の減退などの症状が長い間持続し、日常生活にも支障をきたすようになった状態を指します。

気分の落ち込みを感じることは誰にでもあることですが、うつ病では時間を経ても気分が晴れることがなく、強い抑うつ感が続くことになります。』

引用先サイト:うつ病について


<うつ病の特徴的症状>
気分の落ち込みや、物事に対する興味・関心の低下が、一日中続き、それが2週間以上持続していると、うつ病の可能性があります。

「やる気が起きない」「楽しみがない」「集中力がない」「死にたい」そういった症状が続いている場合は要注意です。

さらに、うつ病は、食欲がない、眠れない、体がだるい、頭痛・胃痛など、身体症状に表れることもあります。


<まずは心療内科や精神科へ>
厚生労働省によると日本では100人に6~7人という割合でうつ病を生涯に一度は経験するという調査結果が出ているほど、うつ病は一般的なものとなっています。

うつ病かどうかを自分で判断するのは難しいので、上記のようなうつ病の症状がある場合、風邪を引いたら病院に行くのと同じような感覚で、一度心療内科や精神科を受診し、医師の相談してみましょう。

まとめ

生きるのが辛いのは、マズローが提唱する5つ欲求が満たされていかったり、やりたくないことやっている時に感じるものと言えます。

それは言い換えると、常にストレス状態で、頭で考えすぎて、心身が疲弊しています。

猫のように、たっぷり寝ることをオススメします。

そして、やりたくないことを極力減らして、ただただ心地良く生きる。

それは自分の心に正直に生きるということです。

もし一人で抱えきれない場合は、心療内科や精神科を受診し、医師に相談してみましょう。

この記事を書いたプロ

大城ケンタ

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