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コラム

画面にくるくると回る表示が出て動かない、遅くなるのはなぜ?その主な原因とは

知って得するITノウハウ

2015年8月7日 / 2018年8月7日更新


くるくる回り始めるとストレスは頂点に!

●パソコン、スマホ、タブレットでネット動画を閲覧している時や、普通にアプリを使っている最中に画面にくるくると回る表示が出てきて、突然動かなくなったり動きが遅くなったりすることがありませんか?

●そんな時、大抵の人は「またか!」と不愉快になったり、ついイラついたりしますよね。

●おまけにWi-Fiが入りにくいなど通信状態が悪い状況が重なると、もはや端末としての役目は何ら果たさなくなります。これではただのストレス発生装置になってしまいます。

●このくるくるマークは"ビジーカーソル"または"リングカーソル"といいます。古いWindowsでは"砂時計マーク"といっていたものです。以前のパソコンはメモリ不足や安定性のなさが原因で、画面の中で年中くるくると回転していたのでその悪名もすっかり定着した感がありますが、あまりに多くの人をイラつかせたため実物の砂時計を見るのも嫌になる人が続出したという話まであります。

●カーソルのデザインはOSによって様々ですが、今ではほとんどの端末でリング状のマークがくるくると回転するものが主流になっているようです。

●パソコンだけでなく、タブレットやスマホでもこのマークが出てくる状況が最近多くなってきましたが、一体なぜそんなことになるのでしょうか?


          ※Windowsのリングカーソル


          ※Androidのリングカーソル

何でも詰め込み過ぎのWebページ、アプリ

●ひとつは、最近のコンテンツ自体が重たくなりすぎていることが影響しています。アプリにしろ、ネットのWebページにしても便利なものは多いのですが、近頃ではリスティング広告が増え、アクセス解析も詳細になっています。その分データの量も多くなり通信量も増えてその処理に時間がかかるようになっています。

●ブラウザのツールバー、アドオンなども影響は大きく、多重使用では激重になったり最悪の場合ブラウザがクラッシュすることもあります。

●さらにSSL化に伴い、Webの通信セキュリティーが強固になり、ハンドシェイク挙動やスクリプトなどがページ内にこれでもかといわんばかりに詰め込まれるため、たった1ページを開くだけでもかなりの負荷がかかるようになってきています。

●その上、本体側のセキュリティーが監視状態に入ったり、アップデートがかかったりすれば更に負荷が激増。おまけにWi-Fiが届きにくい、回線速度が間に合わないなどの原因が重なり、あの「くるくる」表示が即座に出きて動かなくなってしまうというわけです。Wi-Fiのアンテナ表示が0~2本を行ったり来たりしている場合は、劣悪な通信環境といえますので、Wi-Fi環境の見直しの必要があります。

「自宅Wi-Fiでスマホ、タブレットの動画を快適に見る方法 」
http://mbp-fukuoka.com/pc-pro/column/8955/

端末の容量とアプリの使い方にも原因が

●また、端末の状態も関係しています。特にRAM容量(物理メモリ容量)が少ない機種は影響を受けやすくなります。これは記憶容量(ストレージ)とは別のものです。記憶容量の空き領域はある程度確保されていれば、パフォーマンスへの影響は少ないといえます。"RAM"とはカタログでは"メモリー"と表記してある1GBとか2GBなどの記載がある部分のことを言います。

●スマホ、タブレットでRAMの容量が512MBとなっている機種では今のネット環境ではとても足りず、場合によっては1GBでも不足気味となります。最近のスマホはRAM搭載量が2GB以上のものが主流になりつつありますが、今後はもっと搭載容量も上がってくるものと思われます。そんなご時世でタブレット・スマホで512MBというものは正直な話論外、1GBでもそろそろ限界に近づいているといっても良いでしょう。ネットなどで格安のスマホ、タブレットなどの購入時にはRAM容量に特に注意が必要です。

●また、メモリ容量(RAM)が十分でもそれを上回る負荷を与えた場合、処理動作や表示に当然影響が出ます。起動しているアプリの量、Webページの量次第ですから、不必要に同時起動させず必要のないものはこまめに落として(終了させて)使用し、「くるくる表示」出現をできるだけ回避するようにしましょう。

●スマホ、タブレットならタスクマネージャでバックグラウンドのアプリをすべて閉じながら使用すると効果的。また、キャッシュ(一時ファイル)も肥大化する前に削除したほうが良いでしょう。


※スマホはRAM 2GBが標準に・・・今後も大容量化が見込まれる。


※タブレットはRAM 1~2GBが主流。512MB、1GBは既に不足気味。

パソコンにはあってスマホ、タブレットには無い「伝家の宝刀」

●パソコンでは64bitOSで搭載メモリ容量が2GBの場合は、OSのアップデートなど作業中のメモリ展開次第で間に合わなくなります。最低でも4GBは必要です。幸い、パソコンはタブレット・スマホと違って、「メモリの増設」という「伝家の宝刀」がありますので使わない手はありません。

●しかし、タブレット・スマホは増設ができませんので固定容量内でいかにメモリの消費、占有を減らせるか・・・という方法しか対策はありません。

●そもそも必要の無いアプリや起動時にバックグラウンドに常駐するアプリなどは、無効にしておくことがプライオリティーとしては先で、アプリをあれこれと詰め込むのはそのあとにすることです。まず、余計なメモリ消費を減らすことで、パフォーマンスへの影響を少しでも軽減させる必要があります。

●便利なアプリ、Webサイトなどでいろんなことをして楽しみたい、活用したいと思うのは自由ですが、コンピュータの限られたメモリ空間というものは思ったように自由にならないものです。

九州インターワークス 注目のページ
「パソコンがおそい、固まる主な原因」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/osoi.htm

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