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めまいとは、「目が回る」という表現がぴったりな立ちくらみの症状のことです。めまいが起こる原因はさまざま考えられますが、耳や眼、首に異常がある場合に起こることが多い症状だといわれています。まず、耳が原因で起こるめまいは、体のバランスを保つ三半規管の影響によるものです。通常、バランス感覚は三半規管から神経を通して脳に伝えられますが、この三半規管に障害が起こると目が回るような立ちくらみを引き起こすことになるのです。眼が原因の場合、左右の視力に大きな違いがあるときにめまいが起こるようです。眼鏡をかけた状態でも左右の視力に差があると、めまいを発症することもあります。長い間めまいが治らないときは、視力や眼鏡を調べてみましょう。最後に、首の筋肉の左右どちらかが筋緊張の状態のときにめまいが起こることがあるようです。気付いたらめまいが頻繁に発症し、長期間悩まされることも。ただ、首の筋肉をほぐすことで、簡単にめまいの症状を解消することができます。しかし、めまいは耳や眼、首以外が原因の可能性も考えられます。そのまま放置することで、別の病気を発症させてしまうこともあるので、早めに受診することをおすすめします。

めまいの症状・病気の種類

回転性

回転性のめまいは、ぐるぐる目が回ったり、周囲が回っているように感じる症状が現れます。中には、物が左右や上下に流れていく感覚を引き起こすこともあるようです。回転性のめまいで考えられる病気は、メニエール病や突発性難聴、前庭神経炎、中耳炎などが考えられます。小脳や脳幹の出血も考えられるので要注意です。

動揺性

動揺性のめまいは、自分の体が揺れていたり真っ直ぐ歩けずフラフラしたりする症状のことです。回転性めまいの症状と少し似ていますが、三半規管の広範囲に障害が起こっている状態で、中には小脳に障害が見られる場合もあります。動揺性のめまいで考えられる病気は、薬物の影響によるもの、聴神経腫瘍、脳卒中、脊髄小脳変性症などが考えられます。

めまいの対処法

安静にして休む

めまいが起こったら、無理に動こうとせずにその場で安静にすることがいちばんです。無理に動こうとすると転倒したり怪我をしたりする恐れもあり、二次被害が起こってしまいます。また、姿勢で症状が緩和される場合もあるので、自分が楽だと感じる体勢をとるのもいいでしょう。血流を良くするために体を締め付けるベルトやネクタイを外すのも効果的です。

光を遮断する

めまいが起こっているときは、脳を刺激する光を遮断するのも効果的です。光で脳を刺激してしまうと、余計にめまいが悪化してしまう可能性もあります。動けるなら日陰や暗い部屋に移動するのが最適です。ただ、動けないときは、目を閉じるだけでも効果があります。めまいが落ち着くまで目を閉じて安静にしましょう。

めまいの予防策

ストレスを解消する

めまいが起こる原因のひとつに、ストレスの蓄積が考えられます。ストレスが溜まると自律神経が乱れるので、めまいを引き起こす原因になることもあるのです。人間関係や仕事、育児などストレスを感じる要因は人それぞれ。少し休んだりリフレッシュしたりして、心身ともにストレスを溜めない環境づくりを整えることが大切です。

規則正しい生活を送る

夜更かしなどで生活リズムが崩れてしまうと、自律神経も乱れやすくなります。早寝早起きをしたり3食きちんと食事をしたりなど、規則正しい生活を送ることを心がけることが大切です。しかし、仕事や育児で多忙な人は規則正しい生活を続けることが難しい日もあるでしょう。そんなときは、無理せず少しずつ取り入れることがおすすめです。

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