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庄司英尚

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚(しょうじひでたか) / 社会保険労務士

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

コラム

OKBに学ぶ 究極のサービス  どうしたら顧客に愛されるか?

2015年5月31日

テーマ:ビジネス・時事一般

コラムカテゴリ:ビジネス

「OKBに学ぶ」とは、社労士が何のコラムを書いているんだろうと
ちょっと気になった方もいるはずです。

実は、ただ、現実逃避してるだけです。もっと専門の
役にたつ内容を書かないといけないのですが・・・。

昨日、会社のビルのエレベーターが動かなかった
のですが、(故障っぽいけど)、困った困った。

追記
(今日、日曜日も動いていなかったんですけど、
まったくどうなっているのでしょうか)

階段で3往復するのも結構しんどいです。

まあエレベーターも疲れたので、土日くらい休ませろと
いう悲鳴なんだと思っています。

機械も壊れる、人も壊れる、壊れないのは、固い絆だけ。(^^)

さて、今回は、究極のサービスということでみなさんの会社の変革のヒント
になれば幸いですし、私自身も社労士はサービス業ということを再度、
強く認識して改革をしていきたいと思います。

私は以前からずっとマークはしていましたが、OKB45も結成したこともあり、
最近またかなり勢いを感じています。名前も浸透してきたような気がします。

最近ますます露出も多くなり、記事にも取り上げられているわけですが、今回は
記録として残すためにコラムにポイントをまとめておきます。

さて、前置きが長くなりましたが、OKB45とは、AKBの姉妹グループでもありま
せんし、何ら関係もありません。

OKB45とは、岐阜県大垣市にある地方銀行の「大垣共立銀行」がPRのために、
女性行員45名を募って結成したユニットのこと。大垣(Ogaki)共立(Kyoritsu)銀行(Bank)の
頭文字を取っています。

この銀行は、金融業は、サービス業だということを強く宣言しています。なんといっても
ここの強みは、土屋頭取の変革力だと思います。人材育成制度は、コンビニやホテルなどからも
学ぶということでコラボして研究しているそうです。

この地方銀行がすごいのは、第11回日経金融機関ランキング調査顧客満足度調査で
4位に入っているということ。
参考 http://matome.naver.jp/odai/2142279417820856101

マス・リテール戦略に基づく、独自のあるいは全国初となるサービスが多いことが
特徴ということで全国的にも有名な地銀ですし、私も現場を見てみたいと思いました。

ドライブスルー専用店舗の開設や女性行員によるアイドルユニットOKB45の結成
など、色々な話題を提供する金融機関ですが、経営はサービス業という視点で
は、基本に忠実です。

カンブリア宮殿にもとりあげられており地方銀行の生き残りのために、
顧客に愛されるために何をすればいいかということを究極のところまで考え抜いて
いるということが素晴しいです。

そんなわけで大垣共立銀行のサービスで気になるものを取り上げて
おきたいと思います。

カンブリア宮殿によると大垣共立銀行 “全国初”の取組み
「年中無休ATM」を金融界で初めて設置している。
「ポイント制サービス」開始
「ドライブスルーATM」設置
「手数料無料ATM」設置
「ATMスロットゲームサービス」開始
コンビニをモデルにした支店オープン
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20111110.html


また移動店舗(ATMもある)をもっていて山奥を巡回してまわること
ができるようになっているそうです。

その他のサービスとして注目すべき点は女性向けサービスの充実です。
女性の目線で、女性のために女性を笑顔にというコンセプトのもとで
エルズプロジェクトというものが結成されていますが、下記のような制度は
女性行員のアイデアから生まれたものです。

エルズプロジェクト
https://www.okb.co.jp/personal/f_ouen.html

女性向けローン
「シングルマザー応援ローン」、 「不妊治療関連ローン」
「離婚関連専用ローン」、 「エステや美容整形専用ローン」

これ女性にとっては嬉しい制度ですし、時代の変化を
確実に取り込んでいるので、大変ニーズがあるのではないでしょうか。

時代の変化で求められるものを確実に提供できるようにする。
だから顧客から愛され、ランキング上位常連になる
のだと思いますが、やはり大事なのは大手でなくても、都市部になくても
できることはいくらでもあるということ。ネット時代だからといっても人の手が
なければできないこともある。

社労士も同じようにいくらネット時代になっても人のサービスの質によるも
のが大きいことがたくさんあります。

ロボットが難しい労務相談に応じてはくれませんからね。

社労士業も税理士業も弁護士業でも士業はみんな一緒で
サービス業なので、変革していかなければ生き残れないのは明らかです。

企業数減少、人口減少、ネット社会、ITの技術進化、労働力不足、
マイナンバー制度、スマホ利用者主流、都市部への集中、外国人の増加、
大学生バイト不足、女性労働力の活用などいろいろキーワードがありますが
社労士がどのようなサービスを提供すればいいのか、やはりお客様の視点で
掘り下げて考えていかなければならないといえます。


参考 ITmedia ビジネスオンライン  なぜ顧客に愛される? 大垣共立銀行が共有するサービスの定義
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1203/14/news017.html

参考 東洋経済オンライン 3メガバンクの上を行く「最強の地方銀行」
http://toyokeizai.net/articles/-/71102


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http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/38355/


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