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コラム

勝つことを知りて負くることを知らざるは,災いその身に受く

2015年1月6日

テーマ:歴史と偉人と言葉

コラムカテゴリ:法律関連

この言葉は,人口に膾炙(じんこうにかいしゃ)してきた言葉です。
負けて初めて勝つ勝ち方を学ぶことになるのです。
人生が,順風満帆(じゅんぷうまんぱん)であろうはずはありません。
苦労の数が,人間の幅を造るのです。
苦労の質が,人間の奥行きを造るのです。
負けることを恐れないことです。
徳川家康は,三方原の戦いで,武田信玄軍に完膚なきまで叩かれ,敗北しましたが,これが徳川家康という若い武将を老練な武将に育て,世間の広さに目を開かせ,経綸の才を育てていったものですから,家康は,負けることを知りて,幸いをその身に受けることになったのです。

今年も,多くの若い弁護士が誕生しました。
長い長い弁護士人生が始まります。
しかし,時の経つのは,一瞬のこと。
矢よりも速く,電瞬の間でしかありません。
果敢に戦い,勝ち,そして負け,力をつけること。
若い弁護士への声援です。

この記事を書いたプロ

菊池捷男

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男(弁護士法人菊池綜合法律事務所)

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