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コラム一覧:民法雑学

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エスカレーターでの転倒事故と工作物責任

2024-01-27

エスカレートでの転倒事故と工作物責任1.法律の規定・民法717条第1項は、「土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を...

知的財産権の存続期間など

2022-08-31

一 特許権の存続期間特許法67条 特許権の存続期間は、特許出願の日から20年をもつて終了する。二 商標権の存続期間商標法19条 商標権の存続期間は、設定の登録の日から10年をもつて終了する。2 商標権...

二つの義務の違い

2022-06-01

二つの義務の違いQ 民法上、二種類の「義務」があると聞いたことがあります。その違いを教えてください。1.義務の内容A 二種類の「義務」とは、①「契約上の約束を履行する義務」と、②「不法行為上の...

消費者契約法の改正

2022-05-25

消費者契約法の改正近々、消費者契約法が改正されることになります。改正されると、消費者は、一の場合は、取消しができることを知った時から1年間は、消費者契約の取消しができることになります。また、二の場...

柔道整復師の施術費用は健康保険の適用を受けうるか?

2021-11-24

柔道整復師の施術費用は健康保険の適用を受けうるか?Q 肩こりがひどいので、柔道整復師の施術を受けましたが、それに係る療養費は、健康保険の適用を受けることが可能ですか?A 令和3年4月1日から施行され...

事例紹介 公共工事による騒音被害で、自治体が賠償義務を負ったケース

2021-11-12

公共工事による騒音被害で、自治体が賠償義務を負ったケース 仙台高等裁判所平成23年2月10日判決は,地方公共団体である福島県が工事施工者に対し水路橋敷設替えの公共工事を発注し,工事施工者が工事を行った...

商標権の侵害にならないか?

2020-12-23

商標権の侵害にならないか?Q 当社は、ある「標章」につき商標登録をしたいと考えていますが、この標章が他人の商標権を侵害するかどうかを調べる方法を教えてください。A 商標法第1条は、この法律で「商標...

人物写真の展示に関する権利

2019-05-27

1 被写体となった人物の権利(1)権利の内容ア 肖像権 肖像権とは,「みだりに自己の容ぼう等を撮影されないということについて法律上保護されるべき人格的利益」のことをいいます(最大判昭和44年12月24日...

成年年齢18歳は、平成34年4月1日から

2019-02-06

以下は、法務省のインターネット記事からの引用民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について 平成30年6月13日,民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする民法の一部を改正する法...

第三者委員会って、何 ?

2018-06-01

 アメフト事件 先日、A大学とB大学対抗のアメリカンフットボールの仕合で、A大学の選手が、B大学の選手に対し、不必要かつ危険なタックルをして、B大学の学生に怪我を負わせるという事件が生じました。...

死者に関する情報を教えてほしいと要請を受けた場合

2018-04-08

Q 当社は、広く、個人の顧客と取引をしておりますが、今般顧客A氏がお亡くなりになり、そのお孫さんから、A氏が生前に当社から購入した物品の明細(購入リスト)を教えてほしいと言われました。教えなければな...

給与の銀行振込依頼の後、差押通知があった場合の、時間的効力

Q  A社が、従業員Bの給与につき、某年某月25日に銀行振込の方法で支払う予定で、同月23日に取引銀行(仕向銀行)に振込依頼をしたが、翌日24日の午前11時に、Bの給与に対する差押命令書が送達さ...

総代と理事の兼任問題

2018-03-16

1 総代制度について 総代は、農業協同組合法、生活協同組合法、信用金庫法、中小企業等協同組合法などに置かれた制度ですが、この制度は、組合員が多数あり、組合員全員が参加して決議できる場所の確保が困...

テレビ報道等が名誉毀損になる場合③ 事実摘示か法的評価か?

2018-02-15

最高裁判所第二小法廷平成24年3月23日判決は、次のような事案で「法的評価」か「事実の摘示」かで、争われた事件です。1 この件は,Bが、インターネット上に開設された誰でも閲覧可能なウェブサイトに、「...

テレビ報道等が名誉毀損になる場合② 名誉毀損にならない要件

2018-02-14

1 名誉毀損の成立要件これは、「公然事実を摘示し、人の名誉を毀損すること」(刑法230条)です。「公然」とは、不特定多数の人が見聞きできる状態にすることです。「人の名誉を毀損する」とは、「人の社...

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