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菊池捷男

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菊池捷男(きくちとしお)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

コラム一覧:令和時代の相続法

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主な改正点

1相続による権利の移転には、登記や登録などの対抗要件が必要(899条の2)2遺言書による相続分の指定は、債権者を拘束しない(902条の2)3婚姻期間が20年以上の夫婦間での居住用不動産の遺贈と贈与を優遇(903...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑪

11 謬説を正すための改正規定は、民法1015条の字句の削除のみにあらず遺言執行者は、相続人の代理人であるとの謬説は、民法1015条が「遺言執行者は、相続人の代理人とみなす。」という文から生まれたもので、...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑩

10 根本的な問題 懲戒処分をする必要性(1)13年議決は、全相続財産を相続人甲に相続させるという遺言の執行者になった弁護士を、その弁護士が受遺相続人甲の代理人になって、相続人乙からの遺留分減殺請求と...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑨

9 もう一つの法律問題 ー 代理人とは? ー日弁連懲戒委員会の13年議決は、遺言執行者は相続人の代理人であるから相続人に対して相続財産目録作成交付義務があるといい、18年議決は、遺言執行者は相続人の代...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑧

8 日弁連千年の光と十有余年の闇  日弁連には、実に優秀な法律家が雲集し、わが国の司法制度の維持・発展に赫々たる業績を挙げている。 それは日弁連千年の光と称揚されてもよいほどの業績であるが、日弁連...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑥

6 学説や判例のいう遺言執行者観  学説や判例は全て、遺言執行者は遺言者に代わって遺言を実現する者と考えている。また、遺言執行者が相続人の代理人であることを否定している。 すなわち、(1) 学...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで⑤

5 日弁連・懲戒委員会の遺言執行者観の整理前回までに解説した日弁連・懲戒委員会の遺言執行者観を整理すると、次のようになる。謬説は一つ。謬論は二方向に向かっている。 謬説遺言執行者は相続人の代理...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで②

2 日弁連・総会、13年議決の論点①と②を明確に否定 (1)①と②の論点についての日弁連・総会決議に見られる弁護士の総意  日弁連は、平成16年11月10日、臨時総会を開き、日弁連倫理(以下、「旧規程」という...

遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで①

本日、すなわち令和元年7月1日、改正相続法が施行された。そこで、これまでは触れなかった遺言執行者観の改正部分、すなわち民法1015条の改正について、解説をしたい。はじめに まことに信じがたいことだ...

配偶者短期居住権

【条文】(配偶者短期居住権)第1037条 配偶者は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に無償で居住していた場合には、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める日までの間、その居住して...

居住建物の返還等

【条文】(居住建物の返還等)第1035条 配偶者は、配偶者居住権が消滅したときは、居住建物の返還をしなければならない。ただし、配偶者が居住建物について共有持分を有する場合は、居住建物の所有者は、配偶...

居住建物の修繕等

(居住建物の修繕等)第1033条 配偶者は、居住建物の使用及び収益に必要な修繕をすることができる。2 居住建物の修繕が必要である場合において、配偶者が相当の期間内に必要な修繕をしないときは、居住建物の...

配偶者による使用及び収益

【条文】(配偶者による使用及び収益)第1032条 配偶者は、従前の用法に従い、善良な管理者の注意をもって、居住建物の使用及び収益をしなければならない。ただし、従前居住の用に供していなかった部分につい...

配偶者居住権の登記等

【条文】(配偶者居住権の登記等)第1031条 居住建物の所有者は、配偶者(配偶者居住権を取得した配偶者に限る。以下この節において同じ。)に対し、配偶者居住権の設定の登記を備えさせる義務を負う。2 第6...

配偶者居住権の存続期間

【条文】(配偶者居住権の存続期間)第1030条 配偶者居住権の存続期間は、配偶者の終身の間とする。ただし、遺産の分割の協議若しくは遺言に別段の定めがあるとき、又は家庭裁判所が遺産の分割の審判において...

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