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コラム一覧:企業法務の勘所

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業務委託契約書における注意点

2023-03-09

業務委託契約書における注意点契約書作成の勘所は“見える化”であるので、1.題名を“見える化”すること⑴ 題名と内容が一致している契約書の例○建築業者との「建物建築請負契約書」○宅建業者との「不動産売...

株主総会資料の電子提供制度の創設についてのメモ

2023-02-24

 株主総会資料の電子提供制度の創設についてのメモ1.根拠2022年9月1日に施行された改正会社法325条の2以下2.適用開始時期2023年3月以降に開催される株主総会から。3.概要株主総会資料の全部についてイ...

契約書に書く言葉の能力の涵養こそ重要

2023-02-14

1.日本の企業の成長力の失墜と言葉の伝達力「我が国の産業を中長期にわたる低迷の状態から脱却させ、持続的発展の軌道に乗せるため・・・」という一文は、2014年(平成26年)1月20日に施行された「産業競争力...

暗黙知を形式知にすべしとの説は卓見

2023-02-13

暗黙知を形式知にすべしとの説は卓見2023年2月10日付け日経新聞記事加藤勇志郎氏(キャディCEO)の語る「 私見卓見 ものづくりの『暗黙知』打破 」によれば、➀日本の技術は言語化できる部分を言語化していな...

敗れ続けているのか?日本の企業法務は

2023-02-12

 2020/12/29付け日本経済新聞には、「日本企業、また敗れるのか 眠れる法務を放置するな」との見出しで一文が書かれているが、この見出しだけ読んでも、我が国企業の企業法務は、負け続けているように、マスコ...

では、企業法務力とは何であろうか?

2023-02-11

では、企業法務力とは何であろうか?その前に「企業法務」の意味を明らかにする必要があるが、「企業法務」という用語は国語辞典には載っていない。ただ弁護士の世界ではしばしば使われる用語である。用語は...

M&Aの成功と失敗を分ける分水嶺は企業法務にあり

2023-02-10

M&Aの成功例日本経済新聞の2019/6/11付け「M&A無敗 日本電産の掟 過去63件大型損失なし」という見出しの記事には、日本電産のするM&A(買収・合併)が大成功を収めてきた事実が報じられていた。その成功...

1. セクハラと降格処分と減給について

2023-01-12

(1)懲戒処分と降格処分は両立可能最高裁平成27年2月26日判決は、「懲戒処分を受けた従業員を降格処分にすることができる。」との就業規則の有効性が争われた事件で、(会社が)懲戒処分を受けた(従業員に...

企業法務の立ち位置と弁護士の役割 

2023-01-10

企業法務の立ち位置と弁護士の役割1.コンサルタントの有用性と弁護士業務との類似性コンサルタントとは、コンサルティング(consulting:語意は「相談」。「顧問」と訳されることもある)をする者。コン...

契約書と録画録音

2022-12-22

1.危険な条項多し 2019年(令和元年)5月17日付けの日本経済新聞に、最近、契約書の中に相手方企業がチェックしきれないような抜け穴条項を設け、相手方企業の技術を合法的に奪う事例も出てきた、との記事が...

法令用語は、共通言語 ゾンビ企業という用語に関して

2022-12-16

法令用語は、共通言語 近年、「ゾンビ企業」という言葉を、新聞で見ることが多くなったが、この言葉は、我が国では法令用語ではないので、定義(意味づけ)が与えられていない。 大辞泉には、「ゾンビ」の意...

契約実務の勘所 ー 「居抜き」と「原状回復費用」に関する一例

2022-12-12

契約文言の解釈を巡る紛争よりテーマ(論点)「後継テナントが居抜き(前の賃借人の施した店舗改装のままの状態)で店舗を賃借する場合でも、賃借人は原状回復費用を支払う義務があるのか?」ケース賃貸人A社...

企業法務とは何か?

2022-12-05

企業法務とは、暗黙知を増やし、形式知を増やす、ナレッジマネジメントを確立・増進すること、と私は考える。では、1.暗黙知とは、大辞泉によれば、暗黙知とは、①主観的で言語化することができない知識。言...

最高裁がした、パワハラ加害者に厳しい判決の例

2022-11-30

最高裁判所令和4年9月13日判決は、普通地方公共団体である長門市の消防長(消防職員の任命権を有する行政機関)がした、消防職員Aに対する分限免職処分を有効だと判示し、Aに対する分限処分は違法だとして取り消...

第3章の勘所の2 法令用語を使うこと

2022-11-26

勘所の2 法令用語を使うこと法令用語を使うことは、契約書のチェック・作成の第2の勘所である。(1)例1 「建築確認」と「建築許可」と「建築の許可」の違い建築請負契約で「建築確認」という言葉が使われ...

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