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コラム一覧

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ライフラインの停止は可能か?

2013-12-27

Q  水道、電気、ガス、の供給契約は、生活必需のサービス提供契約ですが、その使用料金を支払わない場合は、供給契約が簡単に解除あるいはサービスの停止ができるのでしょうか?A 1,水道の場合 ...

契約書 12 業務委託と労働者派遣の分水嶺

2013-12-21

1,問題甲社と乙社が業務委託契約を結び、乙社の従業員が甲社へ出向き、業務委託契約の履行をするというケースは、アウトソーシングの1つの形態ですが、この業委託契約は、はたして、請負契約なのか、労働者派...

離婚 離婚後の戸籍の届出について

2013-12-20

Q 私(婚姻前凸山凡子、婚姻による凹川凡子)は、婚姻のときに、夫(凹川秀)を戸籍筆頭者とする戸籍に妻として入籍した者ですが、先日、裁判上の和解により離婚をし、その際、私と夫の間に生まれた子(凹川優)...

交通事故 67 施設入所の被害者が、在宅介護を前提にした将来の介護費用の請求ができるか?

2013-12-20

裁判例にみられる基準   在宅介護費用は、施設入所に比べ高い。施設入所者であっても、その入所が一生涯保障されたものではない。これらのことを考えると、将来の介護費用としては、在宅介護を前提として請求...

契約書知識 11 請負契約か労働者派遣契約か

2013-12-18

 企業が、他の企業との間に、業務委託契約の名の下で、請負契約を結び、業務の一部を外部委託(いわゆるアウトソーシング)することが増えていますが、注意すべきは、労働者派遣契約にすべき内容が、業務委託契...

契約書知識 10 営業秘密と秘密保持契約書

2013-12-10

退職 手続き

1,意味営業秘密とは、「秘密として管理されている生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって、公然と知られていないもの」(不正競争防止法2条6項)をいいますので、営業秘密...

契約書知識 9 競業避止契約の効果

会社が就業規則や従業員との契約で、従業員が退職後、同業他社に勤務することを禁止する契約を結ぶ場合がありますが、このような契約を競業避止契約といいます。 このような競業避止契約は有効か? 大阪地方裁...

契約書知識 8 競業避止と競業避止義務

2013-12-10

退職 手続き

1,意味競業とは、競争的な営業のこと、競業避止契約とは、競争になる営業をしないこと、又は、競争会社の役員や従業員にならないことを約束することです。2,法律上競業避止義務がある場合(1)営業(又は事...

相続   婚外子も嫡出子と同等の相続権

2013-12-09

相続 手続き

 平成25年12月5日に民法の改正がなされました。民法900条4号前段の「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の1/2とする」との規定が削除されたのです。 これにより、婚外子(非嫡出子)と嫡出子とは...

契約書知識 7 解除は無効・期限の利益の喪失は有効。しかし・・・

2013-12-01

Q 今般、当社(メーカー)の取引先である乙社(卸商)が、民事再生手続開始の申立をしました。当社と乙との間に取り交わした継続的商品売買契約書の第14条と第15条は次のようになっています。そこで、当社は、...

契約書知識 6 解除条項では不十分、出荷停止規定を置くべし

2013-11-30

1,解除条項メーカーと問屋の間、問屋と小売商との間などで、継続的商品売買契約が結ばれる場合、契約書には、通常、次のような解除条項(契約書に定めた解除条項なので「約定解除条項」といわれます。)が置か...

契約書知識 5 財あるところ税あり。財変わるところ、税もまた変わる。

2013-11-29

【失敗実例④】これも、失敗実例の紹介です。時系列にしますと、①地主の甲は、借地法時代から、土地を借地人乙に賃貸し、乙は、そこに自宅を建築して住んでいました。②あるとき、乙は、甲に対し、借地上の...

契約書知識 4 会計用語の誤解

2013-11-28

【失敗実例③ 収益という言葉の誤解】 これも弁護士の失敗例を紹介するものですが、今度の場合は、契約書ではなく、示談書の例です。 なお、示談書とは、何らかの法的紛争に遭遇した当事者間で、その解決のた...

契約書知識 3 「全責任を負う」という言葉の誤解

2013-11-27

【想定事例①】 ショッピングセンター経営者乙から、土地の所有者である甲に対し、次のような提案がなされました。①甲がショッピングセンターの建物を建築し、乙に賃貸する。②その建物は甲が建築業者丙に請...

契約書知識 2 法令用語でも実体法上の法令用語を

2013-11-26

昨日のコラムでは、契約書には、意味が一義的明確性(意味が明確で他の意味には解される可能性がないという意味)をもった言葉、すなわち法令用語を書くべきだと解説しましたが、同じ法令用語であっても、民事訴...

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