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コラム

活きた時間は朝だけ〜朝おすすめの生活習慣と養生法

2020年6月28日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:漢方 健康法

コラムカテゴリ:美容・健康




どうも!

毎朝起きたら雨の日以外は10〜15分ほどウォーキングと言うか散歩をするのですが、この時期はカルガモの親子に遭遇することが多く、朝からほっこりしております。

さわたや薬房の早川です。

いつも思うのですが、 朝は出来るだけ刺激の少ないものを見たり聞いたりする方がいいですよね。

これは僕の極めて個人的な嗜好なのかもしれませんが、朝から激しい音楽を聴いたり、ショッキングなニュースを見たり聞いたり、 刺激的な物を見たりすること(刺激的な物ってどんなものでしょうね。。。。)

はあまり朝という環境にそぐわないような気がします。

朝は良い景色を見て、良い音を聞いて、好きな香りを嗅ぎながら、5分でも10分でもゆっくりする時間が大切だと思います。

朝はやることがいっぱいでなんとなくドタバタしやすい時間帯です。

実はそんな朝こそ1日を健やかに過ごすために急発進ではなくゆっくり発進することが大切だと思います。

今回はそんな朝を快適に過ごす習慣、『活きた時間は朝だけ〜朝おすすめの生活習慣と養生法』というテーマでお届けいたします。


☆朝オススメの習慣とは?

今回は僕がオススメする朝の習慣や養生法についてお伝えしたいと思います。

・起きたらまずカーテンを開ける&朝日を浴びる

これはカラダのスイッチをオンにする、体内時計をしっかり働かせるために大切な行動です。人間は朝日を浴びてからだいたい15時間後ぐらいに睡眠ホルモンメラトニンが分泌されると言われています。

朝起きた時にしっかりと陽を浴びておくと夜の睡眠もしっかり取りやすくなるので非常に大切な行動です。

朝になっても日が入ってこない遮光カーテンは目覚めが悪くなりやすいという方もいらっしゃるので、もし寝起きがあまり良くない、と感じている方は遮光カーテンから日が昇ってきたらしっかりと日光が入ってくるレースのカーテンなのがオススメでしょう。

朝日を浴びることはセロトニンと言って心と身体のバランスを整えてくれる脳内物質の働きを活発にしてくれます。

朝から雨の日や曇りの日はなんとなく調子が出ないのは日光を浴びれないことも原因の一つと言われています。

しっかりと日光が入る部屋の環境づくりを是非してみてください。

・深呼吸

養生法の定番の深呼吸ですが、なんといっても朝行うことがおすすめです。

朝起きた時大きなあくびを皆さんすると思います。あくびというのは『脳が酸欠ですよ〜』と言っている一つのサインだと言われています。

朝起きた時に良い酸素をたっぷりと身体全身に届けるためにも朝起きたら数回深呼吸を行いましょう。

おすすめは2対1の呼吸法で、1吸って2吐くという割合です。

体調によって調節してもらってもちろん構わないのですが、 目安としては4秒吸って8秒吐く、という感じです。

酸素は僕たち人間にとって最も大事なものです。 全身の細胞がしっかり働くためにも一日のスタートである朝、 しっかりと深呼吸を行って全身に酸素を行き届かせましょう。

・温かいものを飲む&朝ごはん

梅雨から夏にかけて気温が上昇してくると朝起きがけに冷たいものを飲む方が増えてきます。若い方で胃腸が丈夫な方は朝から冷たいアイスコーヒーなどを飲んでも身体はビクともしないかもしれませんが

冷え性があったり

胃腸が弱かったり

何か体調で気になるような事がある方は朝から冷たいものを飲むことは注意しましょう。

寝ている時というのは人間の体は一番体温が下がっている時間帯です。ある意味一番体が冷えてると言えるでしょう。

その一番体が冷えている寝起きに冷たいものを胃腸に入れるということはさらに冷えを増長させ、いろいろな不調の原因となります。

お勧めは何と言っても朝一杯の白湯ですが、温かいコーヒー、紅茶、 ホットミルクなど夏場でもできるだけ一番最初に体に入れるものは温かいものにしておきましょう。

熱々でなくても良いのです。ぬるめでも良いので冷たいものを入れないようにだけ気をつけましょう。

同じように冷え性があったり胃腸の弱い方は朝起きてすぐに冷蔵庫から出した冷たいヨーグルトを食べたり、ひえひえのスムージーを飲んだりすることはお勧めできませんのでご注意ください。

ヨーグルトやスムージーが悪いわけではなく飲んだり食べたりするときの温度だけ気をつけましょう。

朝ごはんが体によいということは今さらなので深くはお伝えしませんが、体のスイッチを入れる一つの習慣として非常に大切です。

一日元気に活動するためのエネルギー源として、お豆腐や卵などの消化の良いタンパク質や白いご飯やおかゆなどの糖質を取り脳や筋肉のエネルギー源をしっかりと補給しておきましょう。

ビタミンやミネラルなどもしっかり補給できる果物も朝はお勧めです。その際は先ほどの飲み物と同じように冷えた状態の果物を食べないようにだけ気をつけましょう。

朝からお腹が空かない方は要注意です。夕食の時間帯や食べている物の質が悪いか、胃腸が弱っているサインなのでご注意ください。

・熱めのシャワーを浴びる

入浴などは基本的にあまり温度が高すぎるものよりも少し温めの方が身体には負担が少なく副交感神経を優位にしてくれるのでストレス疲労などにはお勧めです。

しかし1日のスタートで体のスイッチをいれたい朝にはちょっと熱めのシャワーを浴びるのがおすすめです。

41℃〜42℃ぐらいのちょっと熱めのお風呂やシャワーを浴びると交感神経が優位になります。
交感神経は朝起きた時にスイッチが入り夕方から夜にかけて徐々に副交感神経という体を癒したり睡眠を促したりする方にスイッチが入ります。

朝熱めのシャワーを浴びると目覚めがすっきりするというのは、肌への刺激はもちろんありますがこの交感神経にスイッチが入るということもありますので、朝弱い、 目覚めが悪い、というような方は朝ちょっと熱めのシャワーや湯船に浸かるのがおすすめです。

冷たいシャワーでも目が覚めるのですが、体への負担を考えると冷たいシャワーよりはやはりちょっと熱めのシャワーの方がオススメがおすすめです。

シャワーに関しては健康状態により注意が必要なので、血圧や心臓などに疾患のある方はお医者様の指示に従うようにしてください。

・運動をする〜心とカラダのリフレッシュ運動は特にオススメ

朝の運動は体の目覚めにとって非常におすすめの習慣です。

特に朝の散歩やウォーキングは最初にご紹介した日光を浴びるということにもつながるので一石二鳥。
さらに深呼吸などを適度にしながらウォーキングを行えば一石三鳥という非常におすすめの習慣です。

朝体を動かすことで腸の働きも活発になり便秘などでお悩みの方にもオススメです。

朝のウォーキングは時間がない方も多いので

『有酸素運動は30分しなくちゃ!』とか

『1時間しなくちゃとか!』

そんな義務感に駆られる必要はないので、 自分が心地よく楽しいと思える時間で大丈夫なので朝の爽やかな時間少しでも体を動かしましょう。

通勤で電車などを使っている方は気温が上がってきて暑い時は無理しなくても良いのですが、一駅歩いたり、駅まで少し遠回りして歩く距離を増やしたりして時間を作ると良いでしょう。

ここですごく大切なのが、 先ほどもお伝えしたように『やらなくちゃ!』
『歩かなくちゃ!』

と険しい表情で歩くのはやめましょう。朝のウォーキングや散歩は筋肉をつけたり脂肪を燃焼させたりする目的というよりも、気分をリフレッシュさせて心と体を健やかにする目的で行なっているので、時間や運動の強度にこだわる必要はないと思います。

もしダイエットの目的で朝の運動を行いたいのであれば、それなりの運動量が必要でしょう。
足腰を弱らせたくないという目的で行ったりするのも一緒です。

簡単なラジオ体操なども日々続けることで身体のメンテナンスに非常につながります。

夏場などは朝の涼しいうちに運動をしておくと1日のスタートが快適になりますので、 ご自分の生活習慣に合わせた運動法を見つけてみましょう。


・勉強をする&読書する&手紙などを書く

朝活という言葉が最近よく聞かれるようになりました。朝の時間を有効活用しようという試みなのですが非常におすすめの習慣です。

特に勉強や読書、原稿を書くなど頭を使うことに関しては僕は朝行うことをお勧めします。夜なべして勉強する何という方もいるかもしれませんが、1日仕事をしたり学校に行ったりして疲れた頭と体の状態で勉強をするよりは、1日の中で一番体も脳もリフレッシュされている朝行うことが非常に効率が良いと思います。

同じ勉強などをしても朝行った方が効率も飲み込みも良いということはいろいろなデータからわかっています。

1時間や2時間、夜頑張って勉強したり仕事するよりは、 そのぶん早く寝て早く起きて仕事などをした方が効率的だと思います。

心も体も爽やかな朝の時間をぜひ有効活用しましょう。


☆活きた時間は朝だけ

日本の政財界に多大なる影響を与え、特に昭和歴代首相の指南役も務めていた安岡正篤先生は 見てこのようにおっしゃっております。

『活きた時間というのは朝だけだ。

本当の朝を持たなければ1日ダメだ。

昔から優れた人で早起きでいない人はいない』と言っております。

ついつい夜更かしや寝坊をしてしまいがちですが朝というのは本当に素晴らしい時間の中ということを是非頭の片隅に入れていただき、毎日は難しいかもしれませんが一週間のうち1日は二日でも快適な朝を過ごしてみてください。

きっと日々の習慣が変わっていくと思います。

今回は『活きた時間は朝だけ〜朝おすすめの生活習慣と養生法』というテーマでお届けしました。

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