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コラム

冬向きの家⑫~「聴竹居」から考えて

冬向きの家

2017年12月22日

今年、コラムで「聴竹居」について2回書きました(重文の記事も入れると3回です)。
聴竹居に興味を持ったのは、コラムに書いたように天皇陛下が見学された記事を見たことがきっかけですが、本を読んで、90年前に考えられた快適に暮らす数々の工夫を見たくなったからです。

聴竹居で一番驚くのは、東南に面した3方ガラス張りの縁側だと思います。三方から光と風が入り、軒を出すことで直射日光を防ぎ、雨の影響を減らしています。風を伴う雨でない限り、雨が降っていても窓を開けることができたと思います。

縁側は、夏は直射日光が入れないで窓を開けて風を通し、冬はすきま風が入らないようにした建具のおかげで、天気が良ければサンルームのようにしていました。広さが8畳ぐらいありますから、春と秋はもちろん冬も夏も軽作業ができる便利な部屋として使っていたようです。

また、家の中の風通しだけでなく、床下、天井裏の空気も動くように作りました。空気を動かして湿気が滞留しない工夫をし、構造材も傷まないようにしていました。だから90年間、傷まなかったのだろうと思います。

北向きの家⑫

③に書いた外皮計算では、聴竹居のような三方ガラス張りの縁側はおそらく建てられません。窓にお金をたくさん使えば可能かもしれませんが、外皮で計算するため窓の部分は通常のペアガラスの性能では、断熱材を入れた壁よりの断熱性能が劣るからです。

次回は、『冬向きの家⑬~日本的な断熱方法は』です。

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