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鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広(すずきとしひろ) / 一級建築士

まちの大工さん 鈴木工務店

コラム一覧:WB工法を採用して10年

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WB工法を採用して10年 その16~2015年5月、10,000棟記念 全国大会

WB工法を採用して10年 その16~2015年5月、10,000棟記念 全国大会

2015-06-26

5月28日。名古屋のホテルで「通気断熱WB工法全国大会」が開かれました。全国大会は二年に一度開催され、日本各地から会員が集まります。表彰式、各地の工務店の取り組みなどが紹介されたあと、懇親会が開...

WB工法を採用して10年 その15~造っている私の感想

WB工法を採用して10年 その15~造っている私の感想

残念ながら、私自身はWB工法の家に住んでいません。造っている業者としての意見、感想です。将来のことを考えてリフォームしやすい事の他にWB工法は、電気に頼っていないことだと思います。最近は、断熱性能...

WB工法を採用して10年 その14~WB工法の家、お施主さんの感想集

WB工法を採用して10年 その14~WB工法の家、お施主さんの感想集

2015-06-19

私の工務店で建てたWB工法の住まいに住まわれた方々の感想です。もちろん、この感想は私が聞いた話をまとめたものです。WB工法が機械を使って温度調節していないので、その家の条件(例えば、日の当たり方)によ...

WB工法を採用して10年 その13~2005年 夏のWBの家

WB工法を採用して10年 その13~2005年 夏のWBの家

2015-06-16

2005年、3月。引っ越しを終え、すでに生活を始めているWB工法第一棟目のお施主さん(Cさん)宅を伺いました。3月でしたが、朝は真冬並みに冷え込んだ日でした。真冬の服装の私とは対照的に、出てきたCさんはト...

WB工法を採用して10年 その12~2005年2月、東三河で初めてのWB工法の家

WB工法を採用して10年 その12~2005年2月、東三河で初めてのWB工法の家

2015-06-12

2004年、10月。まちの大工さんで初めてのWB工法の家を着工しました。東三河では第一棟目になります。屋根と壁にダイライトを張り、サッシが取りついた時にWB工法の寺島部長(現:副社長)の検査がありました...

WB工法を採用して10年 その11~2004年7月、長野の家で

WB工法を採用して10年 その11~2004年7月、長野の家で

2015-06-09

 私  「あのう、ガラスの内側(室内側)に氷が付くのですか?」Bさん 「そうですよ。朝になるとガラス一面に氷が付いてそれが溶け出すと床がビショビショになるんですよ。」やっと話がわかりました。夜、...

WB工法を採用して10年 その10~2004年7月、長野へ

WB工法を採用して10年 その10~2004年7月、長野へ

2015-06-05

説明会から半月後。私はウッドビルト本社へ行きました。寺島社長(現:会長)は元々工務店の経営者です。開発の努力の話などたくさんのお話を聞きましたが、その中で今も忘れない言葉は“大きな会社には売りま...

WB工法を採用して10年 その9~2004年6月、WB工法説明会②

WB工法を採用して10年 その9~2004年6月、WB工法説明会②

2015-06-02

WB工法では、壁の内側と外壁に二つの空気層を作ります。内側の空気層には、床下に付けた換気口から取り込んだ空気を取り込みます。取り込んだ空気は内側の壁の中から屋根裏へ上昇し、屋根に取り付けた換気口か...

WB工法を採用して10年 その8~2004年6月、WB工法説明会①

WB工法を採用して10年 その8~2004年6月、WB工法説明会①

2015-05-29

2004年6月の終わり。名古屋でWB工法の説明会がありました。外張り断熱工法との違いは、壁(柱)の外側に断熱材を張るのではなく、壁(柱)の中の外側(耐力壁の内側)に発泡系の断熱材を張ります。壁の厚み120㎜...

WB工法を採用して10年 その7~2002年 外張り断熱工法

WB工法を採用して10年 その7~2002年 外張り断熱工法

2015-05-26

2002年。高性能断熱材ネオマフォームとダイライトを組み合わせた外張り断熱工法の説明会がありました。ネオマフォームはいままでの断熱材よりも高性能な断熱材です。そのため断熱材の厚みを薄くでき、他の断...

WB工法を採用して10年 その6~高気密高断熱の疑問

WB工法を採用して10年 その6~高気密高断熱の疑問

2015-05-22

空気中の水蒸気は3.5×10⁻⁸㎝(1億分の3.5㎝)しかありません。小さすぎて目に見えません。しかも、温度が高いと活動が活発になり力が大きくなるため、湿度の高い方から低い方に移動し、見えない隙間からドンドン...

WB工法を採用して10年 その5~余談② 逆転結露

WB工法を採用して10年 その5~余談② 逆転結露

2015-05-19

高気密高断熱の家がつくられるようになった頃、透湿防水シートが使われるようになりました。透湿防水シートとは、その名の通り水は通さないが湿気(空気中の水蒸気)は通す便利な材料です。このシートを張れ...

WB工法を採用して10年 その4~余談① 内部結露

WB工法を採用して10年 その4~余談① 内部結露

2015-05-15

冬に暖房を掛けていると窓ガラスに水滴が付きます。これが結露です。つまり、空気に含まれる水蒸気が冷たい窓ガラスに当たって水滴になる現象です。窓ガラスにつくような目に見える結露を表面結露と言い、壁の...

WB工法を採用して10年 その3~1998年 ダイライトの発売

WB工法を採用して10年 その3~1998年 ダイライトの発売

2015-05-12

1998年、(株)大建工業から無機質耐力面材ダイライトが発売されました。ダイライトは合板並の強度で火にも強く、シロアリに食われない無機質素材です。しかも透湿抵抗は低い(合板と違い、湿気は通過する)ため...

WB工法を採用して10年 その2~1995年 二つの悩み

WB工法を採用して10年 その2~1995年 二つの悩み

2015-05-08

1995年の阪神大地震後、住宅業界は地震に倒壊しないことが第一にいわれるようになりました。それと同じ頃、地球温暖化などの環境問題が話題となり、住宅の省エネ化のため断熱性能を上げることが問われるようにな...

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