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コラム一覧:材料について
合板の使われ方⑭~合板の寿命は家の寿命
2020-01-21
合板が家の強度を決めているということは、合板が傷めば家の強度は低下することになります。家の強度が低下すれば地震や台風などで住人を守ることができません。家の一番大事な目的、住人の安全を守ることができ...
合板の使われ方⑬~老化しない耐力壁(コラム「家の老化」より)
2020-01-14
コラム「家の老化①」(コラム ;家の老化① 参照)に私が築三十年以上経った家に伺ったとき、施主さんが「壁がボロボロ落ちてきて掃除しても切りがない。」と言われたことを書きました。ボロボロになっているの...
合板の使われ方⑫~合板を下地材として使うことは問題?
2020-01-07
壁の耐力面材は外壁の裏、床に張る合板は床材の下、屋根の野地板に使う合板は瓦などの屋根材の下で仕上げ材の下地として使われています。下地材としてだけでなく⑨と⑩に書いたように家の強度を上げることも兼ねて...
合板の使われ方⑪~一年中乾かない壁の合板
2019-12-31
現在、耐力壁に合板を使用している家がたくさんあると思いますが、合板は空気中の水蒸気を吸収します(④参照)。吸収してもすぐに乾けば問題はないと考えますが、もしかしたら一年中乾かないのではと考えています。...
合板の使われ方⑩~耐震等級と合板
2019-12-24
⑨に書いた理由から合板は壁の耐力壁だけでなく床の下地、野地板として使われるようになりました。それに加えて熊本地震でも注目された耐震等級が、2000年に制定されました。この改正で等級1~3まで(1は基準法と同...
合板の使われ方⑨~合板が使用される理由は
2019-12-17
①で書いたように合板は床下地、壁の耐力壁、野地板として使われています。これほど使われるようになった理由の一つは⑤に書いた95年の阪神大震災からです。阪神大震災の時に2x4工法の家の被害が少なかったことか...
合板の使われ方⑧~野地板を合板にするリスク
2019-12-10
⑥に畳下の床板が本物の杉板なら傷まないが合板は30年ほどで床下の湿気を吸収して材料としてダメになってしまったことを書きました。同じように、屋根の下地の合板がボロボロになっていることを見たことがありま...
合板の使われ方⑦~経験談その2 最近の床工事
2019-12-03
前回に続き床下の話です。最近は、基礎工事の後、1階の床に合板を捨て張りしてから1階の壁、2階、屋根工事へと進める業者が多くなっています。私は屋根ができていないのに床工事をすることに問題があると思って...
合板の使われ方⑥~経験談その1 沈む畳
2019-11-26
数年前に市の無料耐震診断で調査に行った家のことです。和室の畳が踏むと沈みました。築30年のため床下の湿気を畳下の合板が吸収し傷んだためです。築30年以上前に建てられた家なので、床下は土のまま、現代の...
合板の使われ方⑤~耐力面材として
2019-11-19
耐力面材とは強度がある板の形をした材料のことで、最も簡単な例は合板です。合板は強度があるため柱や梁に固定して耐力壁となる材料です。面材で耐力壁を作ることが一般的になったのは、95年の阪神大震災以後...
合板の使われ方④~合板と水
2019-11-12
今回のコラムはコラム「夏型結露⑩」(コラム;夏型結露⑩ 参照)と内容が重なります。合板は単板+接着剤+単板+接着剤…+単板になっています。②に書いたように単板は木材ですから、水分を吸収し乾燥すれば放出...
合板の使われ方③~合板の特徴
2019-11-08
合板の主な特徴は以下のようになります。・厚さ、大きさが豊富で、特に本物の木材ではほとんど不可能な幅の広い材料を作ることができます。・前回書いたように作り方で用途に合わせたたくさんの種類がありま...
合板の使われ方②~合板の作り方
2019-11-05
合板は丸太をダイコンのかつらむきにするようにして薄い板を作ります。これを単板(たんぱん)といいます。この単板を所定の長さにカットして繊維方向を変えて貼り合わせて作るのが合板です。貼り合わせるときに接...
合板の使われ方①~合板が使われている場所
2019-10-29
このコラムはコラム「夏型結露」に関連しています。ぜひ、コラム「夏型結露」を読んでからお読みください。現在のほとんどの家では合板がたくさんの場所で使われています。特にコラム「夏型結露⑤」に書いた三つ...
材種は何でもいいのか⑬~昔の家は床下の風が抜けていた
2019-04-05
昔の日本の木造住宅には縁の下と呼ぶ場所がありました。一階の床下のことで、現在のようにコンクリートで基礎を作っていませんでした。柱が土の上に据えられた石の上に載っているだけでした。風通しはメチャク...
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