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鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広(すずきとしひろ)

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鈴木敏広プロのコラム一覧:新聞、雑誌等の記事から

前回の続きです。このコラムを作るためにネットで関西地方の詳しい記事も見ました。私がコラム「地震で倒れた塀の記事から⑥」(コラム;「地震で倒れた塀の記事から⑥」 参照 )に書いた道路から高さ3.5メートルの高さになることを考えてない、プール側からしか高さを考えていないこと、「地震で...

今年の6月18日に起きた大阪府北部の地震で小学校のプールの塀が倒れ、通学中の女の子が塀の下敷きになり亡くなった事故の市の調査委員会の報告の記事がありました。ブロック塀が倒れた理由は「ずさんな施工」と結論づけられました。その内容は三つになっていて1 鉄筋の施工不良2 定期点検で危...

週刊誌にこの学校の近所の人の話が載っていて、ブロック塀はすでに傾いていたという話がありました。もし見て分かるほど傾いていたのなら、「問題がない」と思う人が責任者であることが問題です。この学校のように後施工でコンクリートブロック8段を基準法通りに積みなさいと依頼されて「出来ま...

その後の報道で2015年にこの学校に講演に来た防災アドバイザーがこの塀について倒壊の危険を指摘していたことが分かりました。学校はその指摘内容を教育委員会に報告しましたが、市の教育委員会の職員は(校長も立ち会い)問題なしと判断したという内容です。しかし、この職員は別の用件で学校...

2014年にコラム「リフォームのほうが難しい②」(コラム;「リフォームのほうが難しい②」 参照)に、現状把握しないとリフォームは出来ないこと、現状把握するには経験と知識が必要だと書きました。この工事なら、プールの壁の配筋を調べ、コンクリートの厚みを調べ、フェンスの柱を調べて壁を...

前回、前々回で、この工事について、そもそも後施工でコンクリートブロックを8段積む工事自体が間違った工事だというのが私の意見と書きました。いままであったフェンスを撤去してコンクリートブロックを積んだ理由は、外から見えるためでした。道路側からの視線を遮ることが目的で、防火などの...

前回の続きです。鉄筋の間隔は80㎝なっていますが、ブロック一丁の長さは40㎝ですから2丁に一本入っていたことになります。現場を見ていないので想像ですが、40㎝でアンカー工事をすれば、壁が穴だらけになり弱くなってしまうと考えて80㎝ごとにしたのではないかと思います。プールの壁の厚みが20...

まず鉄筋が法律通り入っていないことについてです。元々ブロックではなくフェンスがありましたが、外から見えるためコンクリートブロックを積んだので、鉄筋が深く入っていないのは後施工だから当たり前なのです。鉄筋をコンクリートに後から入れる工事を一般に(あと施工)アンカー工事と呼び...

倒れた塀の長さは40m、基礎の高さ1.9m、その上に厚さ15㎝のコンクリートブロックを8段積んでいました。元々はフェンスがありましたが、外から見えるためフェンスを撤去して目隠しのためにブロック塀は作られました。ですから、コンクリートブロックの基礎ではないのです。報道では高さ1.9mの基...

6月18日朝7時58分、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震がありました。この地震で高槻市の小学校のプールの塀が倒れ、通学中の四年生の女の子が塀の下敷きになり亡くなりました。朝、出校してくる他の生徒に声をかける「あいさつ運動」のために一人だけ早く出校したため遭ってしまった事故でした...

前回、聴竹居が重要文化財に選ばれた理由をあれこれと私なりに書きましたが、一番大事なことはコラム「聴竹居を訪ねて」に書いたように、ほとんど90年前のままだからではないでしょうか?法隆寺が世界遺産に選ばれるとき、外国人には1300年前の材料を使っているとは思わなかった、つまり、木造...

5月19日に以前コラムで書いた聴竹居が重要文化財になることが決定されるという新聞記事がありました。国の行事の際に建てられた建物ならまだしも、昭和になってから建てられた建築物で、重要文化財になる建物は珍しいと思います。しかも、聴竹居は公共の建物ではなく個人の住宅ですから。5...

①に書いたA邸の記事を読めば、A邸の欠陥は相当ひどいことになりますが、家の工事は、数日でできるものではありません。何ヶ月もかかるものです。当然、基礎がなかったり、ずれていたり、ホールダウン金物がないことなど構造上問題があることを現場監督はもちろん、たくさんの人が見ているはずです。...

瑕疵保険は2005年の耐震偽装事件がキッカケで制定されましたが、それまでに同じような仕組みがありました。似たような名前ですが「瑕疵保証制度」といいます。この制度は、任意(入っても入らなくてもいい)だったので、入っている業者と入っていない業者がありました。私の工務店は2001年...

瑕疵保険とは、新築してから10年間、構造上主要な部分と雨漏りについて、瑕疵(欠陥)を保証する保険です。瑕疵があった場合、引き渡し後10年間は保険会社から費用がでるため、雨漏りなどがあっても修理費用は施工会社も施主も払わなくてよい制度です。ただし、工事中に保険会社の検査を受け合格し...

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