- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
最近の家の作り方2⑫~余談 2025万博の記事から
2024年4月16日
このコラムを作っていた昨年の暮れにこんな記事を見ました。
2025年の万博のパビリオンの記事です。オーストリアのパビリオンの記事ですが、首都ウィーンが音楽の都と言われますから、建物の正面に巨大な楽譜をイメージしたらせん型の高さ12mの構造物をつくり、そして来場者は階段で上がることができると書いてありました。
そのあとこう書いてありました。「素材の木の板を接着剤は使用せずにビスで固定し解体を容易にする」と書いてありました。
万博の建物だから万博が終われば必要ないから接着剤を使用しないと考えるかもしれませんがが、ここまで書いたように、住宅でも仕上げ材を構造材に接着したら、リフォームするときには仕上げ材をはがせば構造材が傷むかもしれないのです。
新築の時に30年、40年後の将来のリフォームを考えて、構造材と仕上げ材は直に接着するのではなく、釘やビスで固定するなど解体しやすいように考えて作るべきだと思います。
次回は、『「長期期優良住宅」のギモン2①~前回のおさらい』です。
YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------
関連するコラム
- オープン工法とクローズド工法③~解体修理 2019-01-15
- 基礎の高さについて③~基礎の根入れ 2020-08-11
- 最近の家の建て方(順番)について①~ ある雨の日に 2020-01-28
- 基礎の高さについて⑦~バリアフリーは家の中だけ 2020-09-08
- 基礎の高さについて①~25年前に建てた家からの電話その1 2020-07-21
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。