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コラム一覧:金物工法
金物工法の疑問⑩~失われる技術者の経験
2016-07-12
「集成材の疑問」に書いたプレカットと金物工法の普及は、今までの日本の住宅の作り方を替えました。大工は自分で墨付け加工しなくなりました。建てる日の朝、材料の番号を見て柱や梁を組み立てるだけです。もし...
金物工法の疑問⑨~時間が証明する
2016-07-08
金物工法もちゃんと実験しているという方もいるでしょうが、実験をしたと言っても新品の状態で、何年も経って劣化や経年変化した状態でしたのではないのです。何十年と経った時に集成材も接合部の金物も新築時の...
金物工法の疑問⑧~法律は何度も改正された
2016-07-05
戦後作られた法律は地震がある度に何度も改正され、現行の基準は95年の阪神の地震後に改正されたものです。改正された年度と主な内容は下の通りです。何度も改正される理由は地震のことがそれほど分かってい...
金物工法の疑問⑦~余力のない怖さ
2016-07-01
「余力」という言葉がありますが、構造計算できることで基準を満たすことが目標になり、計算した結果に安心してしまい全く余力のない家ができるのではと私は心配しています。大工は経験から考えて家を建てて...
金物工法の疑問⑥~計算できない力
2016-06-28
集成材が重いと影響がでるのは地震の時だけではありません。重いことは材料の自重が大きいことですから、構造材の中で梁などのように水平に使う材料は、上部を支える重さや自重で長い年月で垂れる可能性がありま...
金物工法の疑問⑤~金物工法は重くなる
2016-06-24
あまり言われませんが、集成材は接着剤を使用しているため本物の木よりも重くなります。以前から、私は本物の木と比べてどれだけ重いのか(接着剤の量がわかればよいのですが)、調べているのですがよく分かりま...
金物工法の疑問④~倒壊した本当の理由は?
2016-06-21
接合部を金物で作る工法が出る前までは、大工が長い間考えた方法で木と木を組み合わせ補強として金物を使っていたのです。あくまで接合部は木と木の組み合わせ、金物は補助でした。木と木の組み合わせならば...
金物工法の疑問③~鉄と木は相性が悪い
2016-06-17
私が「集成材を材料に使い、接合部に金属を使い構造計算しているから安全です」としている工法に一番疑問に思っていることは鉄と木の相性が悪いことです。異なるモノを組み合わせて構造体を作る工法に鉄筋コ...
金物工法の疑問②~金物工法が生まれたわけ
2016-06-14
95年の阪神の震災の時に、柱と梁や筋交いなどの接合部が破壊されて倒壊した木造住宅がたくさんありました。柱や梁などの構造材は全てつながっているため、接合部が一カ所破壊されると倒壊してしまったのです。そ...
金物工法の疑問①~金物工法とは
2016-06-10
コラム「金物工法の疑問」はコラム「集成材の疑問」に続けて原稿を書きました。熊本の地震が起こる前に完成していたため、前回のコラム「熊本地震の記事から」と重なる話があります。ご了承ください。日本の...
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