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コラム
合板の使われ方③~合板の特徴
2019年11月8日
合板の主な特徴は以下のようになります。
・厚さ、大きさが豊富で、特に本物の木材ではほとんど不可能な幅の広い材料を作ることができます。
・前回書いたように作り方で用途に合わせたたくさんの種類があります。
・性能が同じな材料を大量生産できます
以上のような利点が合板にはあります。特に幅の広い材料を作ることは無垢材では太く大きい木でないとできません。仮に大きく太い木があったとしても価格は合板の何倍にもなります。安価で大量に用意でき、種類も豊富なことは建築材料としては非常に優れています。
上記の合板の利点に対して欠点は以下のようなことが上げられます。
・接着剤を使用すること
・単板としては水を吸収、放出できるが、接着層はできないため、単板としては水に弱くないが合板としては水に弱いこと
一つ目の接着剤に関しては、以前はホルムアルデヒドなどが放出されることで健康被害がでてシックハウス問題の原因の一つでした(当時は合板は敬遠されていました)。現在は、ホルムアルデヒドなどを出さない、出す量を制限された接着剤に変わってきています。それでも接着剤の影響が0になったわけではありません。
欠点の二つ目がこのコラムの本題です。
次回は、『合板の使われ方④~合板と水』です。
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