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コラム
Q:「子どもに接する時に注意したいことは?」 <1> 「目をあわせること」
2014年5月25日 公開 / 2014年8月1日更新
さて、今日からは「子どもに接する時に具体的にどういう所を注意すればよいか」について取り上げてみます。
まず最初は「目を合わせること」
えぇ?と思われるかもしれませんが、子どもの年齢が幼ければ幼いほど、目を通して愛情を伝えることになるのです。特に赤ちゃんの時はお母さんが授乳時にしっかり目を合わせることの大切さが言われますよね。
この時、赤ちゃんは、お母さんの目の黒目の部分を見つめています。おなかがいっぱいになって行く感覚と見つめられている安心感がイメージの中では合体しているのです。
そのイメージは私たちの心の中に深く刻まれていて、たとえば
黒目がいっぱいの動物の写真には心和ませてくれるものがあります。
もちろん人間でも当然。
思わず、かわいい~!と言いたくなりますよね。
これが最初のコミュニケーション。
言葉でほめたりする前に、
まず相手を目を合わせて、ニコッと笑顔を見せれば、
それだけでまずOK!
赤ちゃんだけじゃありませんよ。
思春期になったって当然この効果は続きます。
もっとも目を合わせる相手が同年代の異性になって行くかもしれませんが、
時々ちらっと目を合わせてニコッと笑いかけてみましょう。
もしかしたら照れ隠しで、ムッとした表情がかえってくるかもしれませんが
それは逆に考えれば、こちらの好意や愛情が伝わった証拠。
ちりも積もればマウンテンになりますよ、これを出来るだけ心がけてみませんか?
ただし一つだけ注意が必要!
発達障害や自閉症の子どもさんの場合、目を合わせることがとても苦手な場合があります。
そういう場合は恐怖心を与えてしまいかねないので、相手が自分から次第に目を合わせるようになるまでは、出来るだけ視線が合わないような位置関係を取りましょう。
たとえば子どもが座っていれば、大人は立っているとか、子どもの正面に回らずに少し斜めの位置をとるとか。
子どもたちの気持ちを察してあげることも大切です。
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