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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1508《改めて考えてみたい「終活」の意義と意味》

2017年8月11日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: お墓

【はじめに】
最近やたらと「活」がつく言葉が氾濫している気がします。
「就活」「婚活」「恋活」「離活」「産活」「財活」、そして「終活」などなど・・・。

就職のため、結婚のため、恋愛のため、離婚のため、お産のため、財産を増やすため、さらに有終の美を飾るための「活」でしょうが、業界のあおりもあり言葉だけが強調され、本来の意味や意義が抜けているケースも多々あるようです。

「活」には物事を前向きにとらえようとする勢いが感じられますが、どんな活にしても空元気だけでは成功しないでしょう。
自分の頭で考え、それを実際に行動に移す必要があります。

つまり先ずは「計画」を立て、次にそれを「実行に移す」ということです。
加えて、それらを「正しく評価」して、「反省」したり「改めたりする」ことも大切です。
先ずはそのことを念頭に置いて下さい。

【終活の現状とこれから】
婚活、就活と同じ流れである「終活」。
人生の終わりをより良いものにするための活動で「終末活動」の略です。

「終活」の歴史はまだ浅く、2010年過ぎ頃から週刊誌で取り上げられたのが最初ですが、今ではすっかりおなじみになりましたね。

お墓、仏壇、葬儀の在り方、財産整理、エンディングノート、介護や看護、施設、家族へのメッセージ、収納などと非常に範囲が広く、各分野においては売り上げ増大が期待できるので各社も力を入れているようですね。

そして互いにタッグを組んで「終活フェア」などを開催し、大きなブームになった感があります。今後ますます増大すると思います。

また、物が豊かで便利になるとともに、価値観やライフスタイルが多様化して、選択肢が非常に増えているのが現状でしょう。
しかしその意義や意味が曖昧なっている面も多々あります。
加えて終活ブームに乗りし烈な競争が展開されるなか、全国消費生活情報ネットワークシステムにおいてのトラブルは年々増加傾向にあるようです。

つまり自由な選択の先にはトラブルの芽が多く存在するということです。

終活の意義や意味を正しく理解し、自分らしい行動を展開することにより、本人もその家族も安心できるようにしたいものですね。
次回に続きます。

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