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コラム

マナーうんちく話502≪会話の中に季節の話題を積極的に!≫

歳時記のマナー

2013年3月10日

初対面の人や思わぬところで思わぬ人に出会い、最初の言葉に詰まった経験は有りませんか?

そんな時にお勧めするのが、天気と季節の話題です。
これなら、相手が誰であれ、親しみの度合いがどうであれ、会話がスムーズに流れます。

幸いなことに、日本は南北に細長くて、世界屈指の四季が美しい国です。
加えて先人たちは自然を愛し、自然と共生した生活様式を確立しています。

だから、自然に吹く風や降る雪や雨などには、その時節にマッチした美しい言葉を作りました。

加えて、花を愛でる独特な文化を育み、野や山の草木を見つめ歌を呼んでおります。特に春の到来を喜ぶ歌は多いようです。さらに、今では「桜前線」とか「紅葉前線」等の大変美しい季節の言葉もあります。

ところで、このコラムで何度も触れておりますが、日本には「四季」と「二十四節季」の他に、「七十二の季節」が有るのをご存知でしょうか?

太陽暦の一年を春・夏・秋・冬と4等分にしたのが「四季」ですが、太陽の高さが最も高くなる「夏至」と、最も低くなる「冬至」、そしてその間に有る「春分」と「秋分」の4つを基準にして、一年を24に分けたのが「二十四節季(にじゅうしせっき)」です。
これは、2月の始めの「立春」がスタートで、1月下旬の「大寒」が終わりです。

そして24の分類ではまだ大雑把になるので、さらにこれを細かくして72に分類したのが「七十二候(しちじゅうにこう)」です。

これは二十四節季がスタートする「立春」の最初の「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」から始まり、「大寒」の最後の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」が最後です。「鶏始乳」とは、鶏が卵を小屋で産み始める頃のことです。

このように七十二候は、季節、季節の出来事をそのまま名前にしていますので、種をまいたり、田植えをしたり、収穫をしたりすることに直結しています。

加えて、間もなく迎える「彼岸」とか、5月の「八十八夜」、「入梅」と言われる「雑節」や、「上巳の節句」、「桃の節句」、「端午の節句」、「七夕」などの「節句」があり、年中行事として今でも伝えられています。

このように、日本の四季には多彩な内容が有り、情緒が満ち溢れています。
初対面の人やお客様とのコミュニケーションに、是非一言添えられる事をお勧めします。

特に販売等の仕事に携わる人等は、来店されたお客様にいきなり商品説明するより、最初にほのぼのとした季節の挨拶等をされる事をお勧めします。
また、天気を褒めることもお勧めです。

例えば、「今日はいい天気になりましたね」とか、「梅が見頃になりましたね」等の言葉を最初に添えられたら、好感が持たれること間違いなしだと思います。

ほんの何げない身近な会話ですが、この効果は大きく、場がなごみ、笑顔が浮かんできます。天気や気候に、さらに今に相応しい一言が有れば、会話がさらに充実します。今でしたら、「花粉症」「PM2、5」「黄砂」等も良いですね。

会話のとっかかりに、朝礼のスピーチの出足に、そして手紙やメールにも大いに添えられたら如何でしょうか?

何もかも事務的な用件のみで終始するより、二十四節季や七十二候の話題等が加味されれば、理知的になり教養のほども、さりげなくアピールできます。
ポイントは、ネガティブな表現ではなく、明るい笑顔でポジティブな表現にすることです。例えば、同じ雨でも「嫌な雨ですね」より、「良い雨が降り野菜が喜びますね」です。

普段から、自然に関心を抱き、自然と仲良くして下さい。
「エコ」だとか、「省エネ」の言葉を乱発するより、より自然も喜んでくれるはずです。

《マナーうんちく話》には、沢山季節の言葉が登場してきますので、大いに参考にして下さいね。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

平松幹夫(ひらまつみきお)

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