腰が重い、動きづらいを解消する「大腿筋膜張筋ストレッチ」
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、眠っている股関節の可動性を引き出し、腰痛を改善する方法。
こちらの方法をご紹介します。
カラダの特徴として、
使っている場所は「脳ー神経ー筋肉」の連動性が高まり、
効率的に動くカラダになっていくことに対し、
使っていない場所は「脳ー神経ー筋肉」の連動性が低下し、
非効率的に動くカラダになっていくということがあります。
つまり、普段使っている場所は一つ一つの骨が効率的動いてくれますが、
使っていない場所は固まってしまい、動作が一塊で動くようになってしまうんです。
赤ちゃん〜幼少期の子どものカラダの動きを観察するとよくわかりますが、
カラダがグニャグニャして動きますよね。
これはカラダ全体の「脳ー神経ー筋肉」を使って動いています。
逆に高齢者の方々の動きを観察すると、
これとは真逆に寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行などなど
カラダ全体固まって動いています。
これは加齢による影響ももちろんありますが、
それだけでなく「脳ー神経ー筋肉」の連動したトレーニングをしていないことによる
ものが非常に多いです。
カラダの中でも特に固まりやすいのが「股関節」です。
「股関節」の中でもさらに固まりやすいのが、
「深部外旋筋」と呼ばれるインナーマッスルなんです。
この「深部外旋筋」が固まることで、
股関節の安定性が損なわれるだけでなく、
股関節骨頭(付け根の骨)が前方に押し出されてしまい、
それによって股関節の動きが阻害されてしまい、
腰痛を生じてしまっている方が、非常に多い印象です。
ですから、腰痛を緩和させようとして、
腰の筋肉をマッサージしたり、ストレッチしただけでは
腰痛の改善につながってきません。
これを改善するための一つの手段として、
日常生活で使用できていない「股関節」に着目していきます。
そして「深部外旋筋」の動きを引き出すエクササイズをご紹介しますので、
腰痛があるなしに関わらず、多くの方々に実践して頂きたいです。
では、一緒にやっていきましょう。
「深部外旋筋」活性化エクササイズ
1.動かしたい方の股関節を上にした横向きで寝てください。
2.上になった股関節を内側に動かし、足の裏を床につけます。
→スタートポジション
3.ここから、膝を床につけるようにゆっくり動かしていきます。
→痛みがある方は、痛気持ち範囲で動かして頂ければOK。
4.この運動を30回行ってください。(1セット)
5.目標は1日に1〜2セットです。
このエクササイズを継続して行って頂けると、
固まって刺激が入りにくかった「股関節」の「深部外旋筋」が賦活され
これによって股関節の安定性が増加、
股関節を曲げる運動やねじる動きが活性化してくることで、
腰痛が改善していきますので、
ぜひ、実践してみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)