股関節を曲げた時につまりがある方、このエクササイズ試して。
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、股関節痛を改善するために必要な知識と触診方法。
こちらのテーマをお届けします。
変形性股関節症で股関節痛が生じて、中々改善しない...
股関節を動かすと痛みがあって、動作がしづらい...
股関節につまり感が生じてしまう...
このような症状でお困りの方、
とても多いと思います。
この状態で整形外科を受診するとすると
そろそろ手術をしないと治らない...
という結果になると思います。
それを回避するために整骨院、整体院にいくと
筋肉が固まっている...
筋膜が固まっている...
関節が固まっている...
と指摘され、マッサージでほぐしたり
ストレッチ、筋膜リリース、鍼や灸、
深圧刺激を加えられるケースがほとんどだと感じています。
この方法で改善すれば良いのですが、
実はもう一つ大事な点が見落とされています。
それは「靭帯」に対するアプローチです。
実は、靭帯の歪み、ネジレにより
股関節前面や鼠径部に痛みが出てしまうケースが
結構あります。
そこで今回、2回にわたって
この「靭帯」に対するアプローチを一緒にやっていきましょう。
今回は、その靭帯へのアプローチに入る前に
まず、「股関節」の場所がよくわかっていない方が多いので、
その場所をしっかり触れるようにしていきましょう。
見つけて頂きたい順番に解説していきます。
最初は上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)
(骨盤の前で出っ張った骨)を探します。
これは仰向けに寝て、手のひらで骨盤の前を触ると、
盛り上がった骨に触れると思います。
ここが「上前腸骨棘」です。
次に「恥骨(ちこつ)」を探します。
同じく仰向けに寝て、おへそから指を下に
滑らせていくと、固い骨に触れることが出来ます。
そこが「恥骨」です。
そこに向かって線を引きます。
そうすると、その中間地点がわかると思います。
ここがポイント①です。
次に、「大転子(だいてんし)」股関節の外にある出っ張りの骨を探します。
そこの一番出っ張った部分から
下に指1.5本分(人差し指と中指の中間まで/1インチ(2.54cm)下に下げます。
ここがポイント②です。
次にポイント①とポイント②を線で結びます。
これが「基軸線」になります。
そこに線が引けたら、ポイント①に戻って
そこから「基軸線」に沿って1.5インチ(3.81cm)下/
人差し指と中指を並べた指2本分下に
股関節の骨頭(中心)があります。
まず、この場所を触れるようになってください。
さらにポイント①から「基軸線」に沿って
2.5インチ(6.35cm)下/人差し指〜小指を並べた指4本分下に
股関節の骨頭全体があります。
この場所も触れるようになってください。
これが今回の課題です。
明日、この続きをやっていきますので、
触る練習を何度も行っておいてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
はじめは触りにくいと思いますが、
一つ一つの指標をキッチリおさえていくと
必ず触れるようになるのと、
股関節ってこんな場所にあったの!!
という感覚がわかると思います。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)