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岸井謙児

カウンセリング歴35年、経験と信頼のカウンセリングのプロ

岸井謙児(きしいけんじ) / 臨床心理士

カウンセリング・オフィス岸井

コラム

もしかしたら・・・私も・・・<大人の発達障害への取り組み>

2019年1月6日 公開 / 2020年7月20日更新

テーマ:発達障害を考える

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 発達障害 診断発達障害 支援

「何度聞いても忘れてしまう」「うっかりミスが多い」・・・・・

「何度聞いても、忘れてしまう」「うっかりミスが多い」「忘れ物や失くし物ばかり」「悪意はないのだけれど相手を怒らせてしまう」・・・など思い当たる方はいらっしゃることでしょう。もちろんうっかりミスや忘れ物などが全くない人はいないでしょうが、それにしても頻繁に起きると日常生活や職場でいろいろとトラブルになってしまいかねません。

「気持ちが緩んでいるからだ」「やる気があるのか?」などと精神論で批判されても、本人としては一生懸命にやっているのです。だのに、なぜこんなに同じミスを続けてしまうのか?もしかしたらそれは気持ちの問題ではなく、生まれ持った認知の弱さからくる特性なのかもしれません。

認知とば「外界にある対象を知覚し、思考.推理などに基づいて解釈し、知識として蓄える情報処理のプロセス」ですが、簡単に言えば「聞いて理解する力」「視て理解する力」「覚えて、思い出す力」「作業につなげる力」などを指します。

特効薬ではありませんが、粘り強い「工夫と努力」の取り組みを

たとえば道に迷って通りがかりに道案内を頼む時、あなたは「道順を言葉で説明してもらう」方法と「地図を絵に描いてもらう」方法とどちらがわかりやすいですか?

もちろん両方ともだ、と言う方も多いでしょうが、中には道案内や説明を長々と言葉で説明されると、最初の方をすぐに忘れてしまう人やスマホでナビのアプリを見ながら探してもいつまでたってもたどり着けない人もいます。

あなたの困りごとは、認知の特性(弱さ・強さ)が日常生活のいろいろな場面で影響を及ぼしているせいなのかもしれません。

そういう時にどうすればよいか、一気に問題解消!という特効薬はありませんが、少しずつ「工夫と努力の積み重ね」で改善されるかもしれません。
私が取り組んでいる方法やトレーニングについて簡単にまとめてみました。

もし興味があればどうぞご覧ください。
⇒「大人の発達障害への取り組み」
⇒認知トーレニングについて

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