マイベストプロ愛知
鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広(すずきとしひろ) / 一級建築士

まちの大工さん 鈴木工務店

コラム

相見積りのムダ⑨~一番安い業者が正しいとは限らない

2016年8月19日

テーマ:見積り

コラムカテゴリ:住宅・建物

相見積りをすると、誰でも一番安い価格の業者にしたくなります。ところが、⑧に書いたように各施工業者の判断の仕方によって安くも高くもなります。そうなると見積もった業者がどこまで考えて見積もっているかが大事で、仮に一番安い業者にしても工事が始まってから追加工事ばかりになっては、結局、高いモノになります。

私が相見積りは時間の無駄と思う第一の理由は、設計図の情報が少ないために業者がわからない部分は独自の判断で見積ってしてしまうからです。相見積りをしても見積書を見て、どこからどこまで見積ってあるかを判断できなければ意味がないのです。

ですから、見積りの時に安い見積りを作り、契約して工事を始めてから図面にではわからない部分は追加工事として請求するような業者も出てくるわけです。

相見積り9

この記事を書いたプロ

鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広(まちの大工さん 鈴木工務店)

Share

関連するコラム

鈴木敏広プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ愛知
  3. 愛知の住宅・建物
  4. 愛知の注文住宅・住宅設計
  5. 鈴木敏広
  6. コラム一覧
  7. 相見積りのムダ⑨~一番安い業者が正しいとは限らない

© My Best Pro