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コラム
相見積りのムダ⑨~一番安い業者が正しいとは限らない
2016年8月19日
相見積りをすると、誰でも一番安い価格の業者にしたくなります。ところが、⑧に書いたように各施工業者の判断の仕方によって安くも高くもなります。そうなると見積もった業者がどこまで考えて見積もっているかが大事で、仮に一番安い業者にしても工事が始まってから追加工事ばかりになっては、結局、高いモノになります。
私が相見積りは時間の無駄と思う第一の理由は、設計図の情報が少ないために業者がわからない部分は独自の判断で見積ってしてしまうからです。相見積りをしても見積書を見て、どこからどこまで見積ってあるかを判断できなければ意味がないのです。
ですから、見積りの時に安い見積りを作り、契約して工事を始めてから図面にではわからない部分は追加工事として請求するような業者も出てくるわけです。
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