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コラム
坪単価について②~形が違えば価格は変わる
2016年10月7日
今回から⑤まで住宅の価格を決める様々な要因について書いていきます。坪単価は住宅の価格を表すものですから、住宅の価格を決める要因を知ることは坪単価の理解につながると思います。
坪単価は、床面積でしか計算しませんから、平面や立面の形がどんな形かは関係ありません。
例1.平面の形
下の3つの図を見てください。どれも全て同じ80㎡ですが、外壁の面積は左から36m、48m、44m、となります。外壁が長くなれば工事費が増えることになります。
例2.立面の形
下の絵を見てください。左は総2階建て(1階と2階が同じ面積)右は2階が1階より小さい家ですが、1,2階の面積の合計は同じ160㎡ですが、Bの1階は100㎡、Aの1階は80㎡と20㎡大きくなっています。1階の面積が大きければ、基礎の大きさが20㎡大きくなり、同時に屋根の面積も大きくなり、当然その分費用が掛かります。
例1も例2も実際の工事費は違うのですが、坪単価で計算すると面積は同じなので同額になってしまいます。
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