赴任手当の取り扱い どうする?

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:賃金・給料・給与

今回は赴任手当について取り上げたいと思います。
赴任手当といってもその意味合いは会社ごとに
違うでしょうけども一般的には引越しを伴う
転勤時にいろいろお金もかかるのでその補填も
兼ねて支給する手当です。

今回のケースは、辞令が出て勤務地が大きく変わり
従業員が家族と共に引越すことになったので
いろいろお金もかかるので赴任手当を一回だけ10万円
支払いたいと思いますが、どのような扱いを
するのが良いでしょうか?就業規則に記載はなく、
今回が初めてとケースです。


赴任手当という名称に限らず、一律で支払われる
もので、引越などの実費相当ではなく、いろいろ
家具を買い換えたり、その他移動交通費など細やか
なお金がかかるだろうから、10万円支払うので補填して
くれという意味合いなら課税すべきではないかと思います。

仮にこれが4月に支払われる時は社会保険の算定基礎届に
記載するときにこの額を含めて記載するのかと言われたら、
これも見解が分かれるところではありますが
私のほうでは、実費弁償的な意味合いが強ければ
それは除外すべきだと思います。こちらも年金事務所に
相談していただいて対応するようお願いします。



詳細については会社ごとに状況は違うので簡単では
ありません。課税か非課税については
税理士に確認して進めてください。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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