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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話783≪和室のマナー⑤「お辞儀」と「土下座」》

日本は挨拶を大切にする国です。
そして、日本の挨拶はお辞儀が主流です。

お辞儀は握手と異なり、頭を下げてする礼です。
すなわち、挨拶、感謝、お願い、敬意、陳謝等を表現するために、相手に向かって腰を折り曲げ、首や頭を差し出す動作の事です。

首や頭は人間にとって大変大事な部分でもあり、同時に弱い部分でもあります。この部分を無条件に相手に差し出すと言うことは、相手に対して命を差し出す行為に他なりません。

ここから、日本でのお辞儀は「相手に対する敬意の表現」として、とても大切な動作だとされています。

さらに、言葉を発しなくても相手に敬意や感謝の気持ちを表現できるコミュニケーションの一つです。

だから、お辞儀は美しく行うことが大事なわけです。
また、お辞儀の起点は腰に有ります。

また、お辞儀には立って行う「立礼」と、座って行う「座礼」がありますが、和室では基本的に座礼になります。

座礼のポイントは正座の状態をそのまま傾けながら、自然に前に移していけば美しい流れになります。
猫背は感心しません。

ちなみに、お辞儀はむやみやたらにすればいいものではありません。
例えば、他家や他社を訪問した時には、お辞儀をするポイントがあります。

玄関で初めて行うお辞儀、部屋に通された時点で行うお辞儀、おいとまする時のお辞儀が丁寧にしなければいけないお辞儀です。

従って、お茶を頂いた時や、部屋を出入りする時には軽いお辞儀で結構です。
このように、その場に応じて、丁寧なお辞儀になるか、軽い会釈程度にするかの判断が大切です。

つまり、むやみやたらに深々とお辞儀をすれば、帰って失礼になることもあります。

和室では「三つ指」をついてするお辞儀が、より丁寧で美しいと思われがちですが、三つ指の状態だと、身体が不安定になり、相手に対して敬意や感謝の気持ちが希薄になりますので感心しません。

座礼も、挨拶の目的や、相手により、頭を下げる角度が異なります。
正座の状態で腰から上半身を折りながら、両手は自然に、膝前によりあわせ、静かに頭を下げます。

畳から、約15㎝から45㎝で調整して下さい。
頭を下げて静止する時間は、1秒から5秒数える位でいいでしょう。

洋室でもそうですが、通された部屋に先客が有れば、先客に対し軽く挨拶をして、主人から紹介されたら改めてキチンと礼をして下さい。

加えて、座礼では「土下座」があります。
土下座の「土」は地面の意味です。

下座に座っている所をさらに下りて、床や地面にひざまずき、額を床や地面に擦り付けて礼をする動作です。

貴人に対して、この上ない敬意の表現で、魏志倭人伝にも記述があるそうですが、今では、心からの謝罪を表現する挨拶になっています。

洋服を着たままで、地面や床にひざまずいて、許しを被っているのですから、どうか許して下さいと言う意味になります。

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