集中力を上げ、全身疲労、ストレス軽減に効果的な「呼吸法」
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、「呼吸が大切」って聞くけど、
そういえばなぜ「呼吸が大切」なのか?今一度整理してみた。
こちらのテーマでお届けします。
あなたが無意識レベルで行っている「呼吸」
1日何回「呼吸」しているかご存知でしょうか?
一般的な成人の1日の「呼吸回数」は約20,000〜22,000回とされています。
これだけの回数、呼吸が必要ということは、
それだけ生命活動を営む上で「酸素」が欠かせないし、
逆に「二酸化炭素」を吐き出さないと都合が悪いということですよね。
では、「酸素」はカラダの中でどのように活用されているかご存知でしょうか?
体内での酸素は、様々な用途で利用されていますが、
一番大切な働きが「エネルギー生産」です。
酸素は細胞呼吸の過程で、グルコース(糖)を分解して
エネルギーを取り出す際に重要な役割を果たします。
この過程でATP(アデノシン三リン酸)という形で
エネルギーが生成され、細胞内に貯蔵されます。
この「ATP」がとても大切。
筋肉が固くなっているという状態をミクロのレベルで見た場合、
ミオシンとアクチンがくっついている状態になっています。
逆に筋肉が柔らかい状態では、
ミオシンとアクチンが離れている状態になっています。
筋肉が柔らかい状態を作るためには、
ミオシンとアクチンが離れている状態を作らないといけません。
このミオシンとアクチンをはがす時に「ATP」が必要になってきます。
つまり、酸素が十分体内にあると、
グルコースからスムーズに「ATP」を作ることが出来ますが、
酸素が不足している状態になると、
「ATP」の生成量が減少してしまうため、
「ATP」不足になってしまうんです。
「ATP」不足になってしまうと、
ミオシンとアクチンをはがすことが出来にくくなり、
筋肉が興奮した状態が長時間続く
つまり「固い筋肉に仕上がってしまう」ということです。
そしてその「酸素」を取り込む行程が「呼吸」ということになります。
「酸素」が少なくなると、カラダが固くなってしまうのは
これが理由です。
ですから、日常生活で「呼吸が浅くなってしまう」と
「ATP」不足になり、「筋肉が固まった状態」が続いてしまうということになります。
このようにカラダの機能を細分化してミクロレベルでみていくと
「呼吸」がいかに大切なのか?理解しやすくなると思います。
そしてこの「ATP」をしっかり生成するためにも
「酸素」が必要になってきますので、
日常生活でも「仕事に集中される」のは大切ですが、
「呼吸の意識」も忘れずに行って頂けばと思います(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)