あなたの足首、キチンと動いていますか??
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、出来ないと危険...足の親指、正しく動かせていますか?(概論編)
こちらのテーマでお届けします。
今日は足の親指の動きについて注目していきたいと思います。
足の親指の動き...
日常生活ではあまり意識していないパーツだと思います。
あなたは、こんなお悩みがありませんか?
✓最近、歩くとフラツキが出てバランスを崩しやすくなった
✓歩く時や膝を屈伸すると、膝の内側が痛い
✓足が外反母趾になって、足が痛い
これらの症状に関係している1つの原因が、
足の親指をキチンと動かせていないということです。
ここで足の指を曲げる筋肉について簡単に説明しておきます。
足の指は親指〜小指が全体で動いているのではなく、
親指だけが単体で動くように筋肉が配置されています。
・親指だけを曲げる筋肉が「長母趾屈筋」
・人差し指〜小指を曲げる筋肉が「長趾屈筋」に分かれています。
・親指だけを伸ばす筋肉が「長母趾伸筋」
・人差し指〜小指を伸ばす筋肉が「長趾伸筋」に分かれています。
つまり、親指だけは他の指とは別に
単独で動くように設計されているんです。
少し前の日本人の生活を思い出してみてください。
昔の日本人の履物といえば、
草鞋(わらじ)、雪駄(せった)、下駄(げた)、足袋(たび)でしたよね。
これらに共通した特徴って何だかわかりますか?
そうです!親指だけが「鼻緒(はなお)」と呼ばれるもので
分離されていることです。
これがとても大事なんです。
それは、親指を分離させることにより、
親指が自由に使えるようになり、
・カラダを支えるための重心のコントロール、
・歩く時の推進力の強化
・不良姿勢の防止など
これら効果的に使えていました。
つまり、足の柔軟性と剛性を高めることで、
機能性に優れた土台を作っていたんです。
ところが、現代では和式の生活から洋式化したことにより、
日本人が得られていた足からの恩恵が受けられにくくなってきました。
一番は靴が発展してきたことで、足の機能を完全に使わなくても
歩くことや立つことなどの作業が出来るようになってきました。
さらに、靴底の改良により足の指の筋肉を使わなくても
スムーズに歩けるように改良が施されてきました。
このような生活スタイルの変化で、足の機能は年々低下しています。
とくに親指の動きが顕著に低下がみられます。
今回の最後に簡単なテストをして終わりたいと思います。
足の人差し指〜小指を固定したまま(曲げない、伸ばさない)
親指だけを曲げたり、伸ばしたり出来ますでしょうか?
この時に親指の動きに伴って、他の指もその動きについてきた場合、
親指だけを選択的に使えていないことになるんです。
これは単純に親指だけを動かせるかという検査だけではなく、
脳の中でどの程度親指を分離して動かせるか?
といった脳機能のテストも兼ねています。
運動というのは、ただ動かせば良いのではなく、
どこまで分離して正確に動かせるかという
「脳機能」までチェック出来ます。
ここについてはまた次回に少し深く触れていこうと思いますので、
今回は、このテストをしっかり行っておいて頂けばと思います(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)