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コラム
省エネ基準の改正について⑤~木造のビルが建っている時代
2023年10月3日
実は、最近は木造のマンションやオフィスビルが建っています。
鉄骨やコンクリートでなく木で作る理由は
・耐震壁など地震に耐える構造が可能な事
・木が軽いことで基礎工事などの費用が抑えられる
・国産材の活用で山林の活力を取り戻す事
・木による仕上げで利用する人がリラックスできるなどの良い効果(コラム木造にこだわる理由参照)
・木材による室内の調湿作用
などとなっています。木は燃えることがこうした高いビルを作ることの障害でしたが、大断面の木材を作ることができること、火事になっても木材は表面から数センチまで炭化すればそれ以上燃えにくくなることなどで問題はなくなったのです。
当然、一本の木ではなく木材を張り合わせて柱や梁を作るのですが、そのような技術は昔から日本にはある(大仏殿の柱など)ので難しいことではありません。
日本の木を使えば建設資材の自給自足になり、切ったところに植林すればCO2削減になります。ビルを木造で作ることが、③に書いてあった省エネ住宅を作る理由に合っていると思います。
それに上記ように木造のビルは、ただCO2を減らすだけではなく日本の森林の活用で環境全体のことを考えていると思います。
次回は、『省エネ基準の改正について⑥~ビルがいいなら住宅でもいいはず』です。
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