諭旨解雇とは? 懲戒解雇と諭旨解雇 違いは?
介護離職という言葉を見聞きすることも
結構増えてきました。
今、まさに介護離職しようかと悩んでいる
従業員がいるかもしれません。
ただ介護離職してしまうと、そのあとはなかなか厳しいです。
ほんとうに仕事を辞めなければならないのか、会社と
もっと相談をすることができないかと、当事者は一度立ち止まって
考える必要があるといえます。
さて介護離職の理由には、
「仕事と介護の両立が難しい職場だった」、
「自身の心身の健康状態が悪化した」、
「介護サービスの存在・内容を十分に知らなかった」
などいろいろあります。
介護に関する制度については関係する法律は多数あり、
代表的なところは、介護保険法、育児・介護休業法、雇用保険法などがあります。
それぞれ整理しておく必要はありますが、決して法律で保護されて
いるというほど恵まれている制度ではありませんので会社独自に
給付を手厚くしたり、休暇などを長くしたりして従業員に
配慮している会社もあります。
また企業が介護離職を発生させないためには介護と仕事
の両立支援の成功事例などを学び、自社に置き換えて考え
てみることも必要です。
もし急に介護で休まなければいけないことになり
従業員から相談があった時にどのように対応するのか
についても決めておきましょう。
また介護に直面する労働者が出た場合の取組に
関するマニュアルは作成しておきたい。もう身近な問題になっています。
そして従業員が介護でしばらく休むことになっても
仕事に支障がないような仕組みも構築しておき、誰もが
安心して介護で休むことができる職場環境づくりも大事なのは
いうまでもありません。
10年くらい前からこのような時代がやってくることはわかっていたのですが
今後ますます介護しながら働く人が増えていくと思いますので
そのような状況に対応できるよう企業側も必死に努力していかないと
いけないといえるでしょう。