カネカ流“新入社員ハイテク研修” 仲間と絆深めて失敗を成功へ
ある社長の悩みを数ヶ月前に聞いていて、うちでも同じことあると
思うなあとついつい納得しながら解決策を考えていました。
人はそれぞれの考え方があるので
いくらこちらから指示しても思っていることの
半分も伝わらないことがあるのです。
仕事の指示を細かく100%説明したつもりでアウトプットを期待しても、
期待した半分以下のもの、時にはまったく方向性が違ってしまって
いることも・・・。
だからやはりコミュニケーションが大切で、疑問に思ったり
意図がわからなかったらきちんと質問したり相談したり
してもらうことが大切。
そういう環境が整っていなかったり、相談しにくい雰囲気があるから
いけないのかもと、その社長は反省していましたが、まあ実際
詳細まではわからないですけど、そうなんだと思います。
仕事のできる人は、相手が望んでいるものをよく理解して
考えて行動できます。
一方でそうでない人はとにかくできていれば
あとは知らないということで、相手が指示してくれ
ないから仕方ないという思考になってしまいがち。
割り切った仕事スタイルで言われたことしかできませんと
いうふるまいをしているなら、それは作業であって、
付加価値の高い仕事ではないと
諭したりしたいのだが、
そんなことをいうと、部下の立場なのに上司に説明が足りないと
逆切れする新人も増えてきていると聞く。
まあ時代は変化しているということかも・・・。
やはり丁寧に繰り返し、教えていくこと。部下は背中を見て
育つもの、自分も最初はできなくて見よう見まねで覚えていませんでしたか?
そんなことをぴしゃりと言われて、なるほどと思い
某社長にはそんなアドバイスをすることにしようと・・・。
基本的に、相手の受け止め方は、それぞれ違うし、想像力も価値観も
さまざまだからそれを理解したうえで、どういう目的かということを
はっきりと示すことだけは忘れないようにしたいものです。
いろいろ伝わらないということでもどかしいこともあるかもしれませんが
少しずつ変わっていくはずですから粘り強くいきたいところです。
しかし人に関する悩みはつきません。だから人間はおもしろいのです。
人が好きじゃないとこの仕事はつとまりません。
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