すぐに答えを求める従業員には、自分で考える癖をつけさせる
先日、来社されたクライアントの社長から深刻な相談が
ありました。
「うちの社員で報連相ができない子がいて、何度言っても
駄目でいいかげん頭がおかしくなりそうだ」という話をしていました。
確かにそういう相談は比較的多いのですが、私のところまで相談がないだけで
意外ともっと悩んでいる社長や管理職の方は多いのかもしれません。
とにかく「報連相」の重要性がわかっていないし、どうして
必要なのかその理由を丁寧に指導していないことにも原因は
あると思います。
新入社員のときに中味の濃い新入社員研修を受けていない
からということも原因の1つにあると思いますし、組織で
働くということの意味をわかっていないからということもあります。
結局は自分のためになるのですが、わかってもらえないものですね。
もちろん大事なのは、その社長自身もスケジュールや仕事の
状況などを報告したり、細かく連絡したりして見本をみせる
ことも大切です。
百回言っても、染み付いている性格はなかなか変らないとは
思いますが、あきらめたらそこでおしまいです。
地道にコツコツと指導していく一方で、ツールの活用や環境を
強制的に変えることで大きく変化することもあるかもしれません。
あとは、報連相10か条とか10個のポイントなどいろいろいわれますが
結局のところ、報連相のテクニックより、お互いの「信頼関係」や「思いやり」、
「責任感」などが土台としてしっかりできていることではないでしょうか。
お互いの信頼関係が崩壊しているから、報告もしてもらえないかもしれません
ので社長からアプローチして信頼してもらえるようにちょっとだけ工夫を
してみてはいかがでしょうか?
報連相の基本がわかっていない人のために、私が読んでいてなるほどわかりやすい
と思ったのが下記のサイトです。かなり役にたちますのでこちらを御覧ください。
■ あなたはきちんと理解している?報連相の重要性とポイントまとめ
http://liginc.co.jp/life/useful-info/42527
■【【株式会社アイウェーブ 公式サイト】
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社会保険労務士 庄司英尚