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コラム
マナーうんちく話1416《夢と向き合う弥生3月》
2017年3月1日
春の訪れは幾つ歳を重ねても心が躍ります。
長くて厳しい寒さの冬が過ぎれば、嬉しい季節がスタートします。
山や海で芽吹いた春の精気を一杯に吸い込んで、いつもと違う新しいことを始めるのもお勧めです。
また、自分自身を探るのもいいことです。
自然は立春で冬の眠気から覚め息を吹き返しますが、3月になれば大地に潤いが産まれ、さらに春分の頃ともなると緑もすっかり濃いくなり、色とりどりの花が咲きます。
先人は、春の山がほのかに芽吹き、花が咲くようになると「山笑う頃」と表現しました。
人に例えるといかにも山全体が微笑んでいるように映ったのでしょうか?
その感性は情報機器が氾濫している現代人もびっくりでしょう。
そして全国津々浦々「別れ」と「出会い」が交差する時期でもあります。
プライベートでもビジネスにおいても、素敵なシーンが春風に漂います。
加えて、昨年あちこちに丹精込めて蒔いた希望の種が、そろそろ芽を出し始める頃でもあります。
芽が出たのを確認したら、水や肥料を与え、花を咲かせ、実らして下さい。
また新たな種を蒔くのもお勧めです。
「蒔かぬ種は生えません」。
昔の人にとって、春を迎えるということは非常に大きな喜びでしたが、現代人も負けてはいません。
太陽暦の正月、つまり1月1日も有れば、旧暦の正月も祝います。
立春もお彼岸もしかりです。
さらに卒業式や入学式や入社式が勢ぞろいします。
お祝い事はいくつあっても嬉しいものですが、それが春に特に多いということは、やはり春は特別な季節だったわけだと思います。
最近金曜日に仕事を早めに終えて買い物、外食、旅行などを楽しむ「プレミアムフライデー」が話題になりました。
仕事ばかりに明けくれないで心豊かな生活を謳歌しようとする狙いなのでしょうが、正月、旧正月、立春、春分の日等を祝った先人の素晴らしい感性にも、目を向ける価値は十分にあると思うわけです。
いずれにせよ、3月は夢に向かってスタートする大事な時です。
身も心も元気でご活躍下さい。
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