マイベストプロ岡山
平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話936《子どものネットトラブルと躾とマナー》

2015年4月11日

テーマ:親に身につけていただきたいマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

最近は教育環境が整い、子供の学力は非常に向上しているようですね。

物が豊かで、便利で、平和な時代と国に生まれてきた日本の子どもは、本当に恵まれていると思います。

しかし、大人と同様必ずしも幸せではないようです。
また、家庭でも、学校でも、社会常識の様なモノを、キチンと教えていないような気がしてなりません。

親の躾が改めて問われるべきだと痛感します。

ちなみに、躾とは、人間社会の規律や規範、加えて礼儀作法を、その人がしっかり身に付けるまで教え込むことです。

もとは着物の「仕付け」からきた言葉です。
着物が真っすぐに縫えるように、前もって目安になるように「縫い取り」をしておきます。
そして、それにそって縫っていけば正しく縫えるということです。

親が子供に良き手本を示すことがとても大切です。

人間として正しく、真っすぐに人生を歩むために「していいこと」と、「してはいけないこと」をキチンと教えることだと認識して下さい。

マナーにも積極的にした方が良いマナーとしない方が良いマナーがあります。
前者は「褒める」「笑顔」「姿勢を正す」「ありがとうの言葉を発する」「笑顔」等々です。

後者は「人の悪口を言う」「無愛想な態度で接する」「いじめ」等です。

人間は着物ではありません。
「していいこと」や「してはいけないこと」を慌てて教え込んでもダメです。

小さい時からじっくりと、時間と愛情を注いで教え込んで下さい。

ところで、「躾」は、「身」と「美しい」に分類されますが、「身」は「身と心」を意味します。
即ち、世界一長い人生を、身も心も美しく生きるように教えることです。

繰り返しになりますが、そのためには親が模範を示して下さい。
先ずは食卓での食事の在り方です。

姿勢を正し、美味しく、楽しく、感謝の気持ちで頂くことが大切です。
携帯電話やスマート本を使用しながらの食事はよろしく有りません。

次に正しい箸使いと器の扱い方です。
これが出来れば上々ですが、残念ながら、大人も自信が無い人が圧倒的です。

加えて、基本的な挨拶と、履き物の脱ぎ方・揃え方、それにトイレでのマナーです。

最近子どものネット問題が全国的に相次いでいます。
ネットを取り巻く環境は日々変化しており、如何に賢く使用させるかに関心が持たれているようです。

しかし、余りにもネットが身近になり過ぎた今では、先ずは正しい活用に重きを置くべきだと考えます。

そのためには、マナーの基本を親や教師が子どもに教えるべきです。

家庭や学校で、基本的なマナーが発揮できない子どもが、ネット上で発揮できるとは思えません。だからトラブルが多発するのです。

子どもを、身も心も健康に育てるのは親の責任です。
「ネット社会とどう向き合っていくか?」を教えるのも大切ですけど、その前に、マナーの基本をキチンと教えないと本末転倒になると思うわけです。

良好な人間関係づくり、日常生活、社会生活、食卓でのマナー等など・・・。
親が躾けることは多々あります。
親が主体的に変容を遂げ、マナー教育の大切さを認識すべきです。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾)

Share

関連するコラム

平松幹夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-4573-1062

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

担当平松幹夫(ひらまつみきお)

地図・アクセス

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山のスクール・習い事
  4. 岡山のカルチャースクール
  5. 平松幹夫
  6. コラム一覧
  7. マナーうんちく話936《子どものネットトラブルと躾とマナー》

© My Best Pro