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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話622≪世界平和記念日と日本の礼儀作法≫

マナーの心得

2013年11月11日

今日11月11日は「1」が4つ並んだとても良い日です。
そのせいか、今日は一年で最も沢山の記念日になっています。

例えば「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭においた「介護の日」、「1111」が煙突に見えるから「煙突の日」、「11 11」が下駄の足音に似ているから「下駄の日」、「11 11」が箸を置いたように見えるから「箸の日」、「1111」がもやしに見えるから「もやしの日」等など。

さらに「鮭の日」でもあります。
理由は、鮭は魚偏に「十一」「十一」と書くからです。

これ以外にも日本には、まだまだ存在しますが、世界に目を当ててみると大切な記念日でもあります。「世界平和記念日」をご存知でしょうか?

4年以上続いた第1次世界大戦が1918年(大正7年)に終結したわけですが、二度と悲惨な戦争が起こらない事を願って「世界平和記念日」と名付けられ、主な戦場になったヨーロッパ諸国やアメリカでは大変有名な日になっています。

ところで、現在世界中には192の国がありますが、主だった国でこの68年間戦争に無縁の国がどれくらいあるかご存知でしょうか?
殆ど思いつく国はありませんが、日本はこの68年間、戦争に無縁の国です。

また、経済指標のようにあまり知られていませんが、政治情勢、殺人事件、暴力犯罪、受刑者数、戦争や内戦の有無、難民数など多岐にわたる要素、つまり国家自体の平穏さを数値化した、「世界の平和な国ランキング」によると日本はアイスランドやデンマーク等と共にトップクラスに位置しています。

四季が美しく、物が豊かで、教育・文化水準・平均寿命が高く、それでいて平和度が高いわけですから、日本は本当に素晴らしい国ですね。

中でも平和度の高さに関しては、日本は島国で、農耕文化によって発展した国ですから、非常に長い歴史を有しています。

日本で「戦争」のような事態が見受けられるのは約2500年前の弥生時代かで、縄文時代には戦争の痕跡が見られないそうです。世界では、歴史が始まると共に戦争が始まっていますが、日本は例外のようですね。

その素晴らしい遺伝子が、世界に例を見ない、平安時代や江戸時代の長い平和な社会を築いたかもしれませんね。
そして、平和な時代が長く続けば、素晴らしい文化が生まれます
日本の礼儀作法にも同じ事が言えます。

礼儀作法が王侯貴族から生まれた事は、日本も西洋も似ていますが、その歴史的背景と内容はかなり異なります。

例えば、狩猟民族の遺伝子を受け継ぎ、戦争の繰り返しの中で生まれた西洋のマナーは、「こうしてはいけない!」と言うような危機管理的要素が多分に見受けられます。

握手、食事中に手をテーブルの上に置く事、ナイフを置く時に刃先を必ず自分の方に向ける事、それにワインのテイスティング等もしかりです。

一方、農耕民族の遺伝子を受け継ぎ、戦争が無い平和な中で生まれた日本の礼儀作法は、最初から相手に対する「思いやりの心」から成り立っており、それを美しく表現したものです。

日本の挨拶はお辞儀をしますが、一番大切であり弱い頭を無条件で相手に差し出す事は、平和だからこそ可能なわけです。

また、以前にも触れましたが、日本の障子や襖には鍵がありません。さらに部屋に中に入る時には廊下に座って咳払いをします。これは中にいる人に、迎える心の準備をする時間を与えるためであり、3度に渡り襖を開けるのも、中の人に対する思いやりの気持ちを表現したものです。

先人たちの、このような心が日本人に品格をもたらしたわけですね。

今、地球上では戦争と飢餓と環境破壊が深刻な課題になっていますが、昔から自然と共生し、平和な国を築いている日本には、それらを解決に導くヒントが沢山あると思います。日本の文化・歴史・宗教・礼儀作法をさらに理解し、日本人として世界平和に貢献したいものですね。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

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