1日1分!女子力向上マナー2≪好感をもたれる美しい所作≫
相手が聞いて、最も心地いいと思う音は何だと思いますか?
それは、自分の名前です。
人は話しをする時に、互いに名前を呼ばなくても通じるケースは多々あります。
それどころか、親しくなればなるほど名前を省くことがあります。
しかし、人はキチンと自分の名前呼んで欲しいものです。
例えば、上司が部下に対して、「君、来客にお茶を頼む!」と言われても、心から美味しいお茶を入れたいとは思えませんね。
そもそも「君」は名前ではありません。
何十年も人生を共に過ごした夫婦間で、「オイ、アレ持ってきてくれ」と言うような会話が有りますが、これはひどいですね。
この場合は、人にも物にも名前が有りません。
日本では昔から「阿吽の呼吸」と呼ばれる物が有りますが、実際のところ、何十年も名前を呼んでもらえなかったら、あきらめムードになり心が痛みます。
夫婦間でも、「オイ」「キミ」「アンタ」「アナタ」等と言うよりは、名前で呼んだ方が、呼ばれた方は気持ち良くなります。
さらに、お客様でも、同僚や上司でも、いい人間関係を築くには名前で呼ぶ事をお勧めします。
特別なケースを除いて、人の名前は一生変わる事がない固有のものですから、それを呼ばれたら、なんだか自分だけの特別な感じになります。
相手の名前を、目を見てキチンと呼ぶことは、良い効果をもたらすわけですね。
そして、ポイントは会話の中に適度に相手の名前をちりばめることです
特に女性の場合は、最初から相手の名前を呼ぶ事が苦手な人も多いようですが、女子力を高め、自身の好感度を上げるには、早めに相手の名前を覚え、出来る限り、名前を呼ぶ事を意識して下さいね。
特に、なにかお願い事をする時には、是非名前を呼んで下さい。
たとえビジネスでも、自分の名前を呼ばれる事は、個人として認識されたということですから、喜ぶ事はあっても嫌になる人はいないと思います。
今後は、誰か気になる人がいたら、まずその人の名前を呼ぶことです。
遠くの方から呼んで、ニコニコしながら近づくのもお勧めです。
加えて、恋人や愛人の場合は、下の名前で呼ぶこともお勧めです。
但し、急に下の名前で呼ぶと、なれなれしくなったりしますので、タイミングをはかって下さい。
ポイントは、互いに冗談でも言い合える仲になればいいでしょう。
「○○さん」と、呼んでも良いか否か、伺いを立てるのもお勧めです。
恋人にビールを注いでもらう時にも、「ビールをどうぞ」より、「○○さんビールをどうぞ」と言われて注がれるのは、味に雲泥の差が出そうです。