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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナうんちく話147≪一人でも本当に幸せなの?≫

2011年10月13日 公開 / 2012年4月17日更新

テーマ:結婚のマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

【冠婚葬祭の知識とマナー25】 これでいいのか?現代の結婚事情!

10月は結婚式のシーズンですが、一昔前に比べると随分少なくなりました。
「難婚化」や「晩婚化」や「未婚化」が進展したせいでしょうか?
さらに、結婚に対する意識も多様化し、男女間や年代別で大きな隔たりが有るようです。

全国屈指の早婚県であった岡山県においても、晩婚化現象は統計的にもはっきりと示されており、加えて難婚化や未婚化現象も目を見張るものが有ります。その背景には、
○自立した女性が増えた
○結婚適齢期に捉われない人が増えた
○自由で、気楽な生活を謳歌したい人が増えた
○適当な相手に巡り合わない人が増えた
○不景気で経済的に不安定な人が増えた
等が主な理由と考えられます。

「女性の幸せは結婚にあり!」とされ、「クリスマスケーキ説」や「25歳はお肌の曲がり角」と言われた時代には、25歳を過ぎた女性は何かと肩身の狭い思いをしたり、周囲からとやかく言われたようですが、ここ10年で状況は大きく異なりました。
さらに結婚を、「家と家の結びつきではなく、個人と個人との結びつき」と捉える傾向が強くなってきた気がします。

そして、特に顕著な傾向としては、未婚女性の中に「結婚しなくても充分幸せ」という意識が強まってきていることです。
すなわち、生活力のある自立した女性が増え、男性に頼らなくても十分自由気ままな生活が可能になったということですね。


ところで「合計特殊出生率」という言葉をご存知でしょうか?
一人の女性が生涯に産む子供の数の平均のことです。
団塊世代の私が産まれた頃はこの数字が4から5位でしたが、今は約1、3です。
男と女の二人で1,3人しか子供を産まないわけですから人口は当然減少します。
少子社会になるということです。

ちなみに日本は1983年以降、世界一の長寿国になっています。
長寿自体は大変目出度いことで喜ぶべきことですが、裏を返せば「高齢者の多い社会」です。子どもが少なくて高齢者が多いということは「少子多死社会」を意味します。


今、少子化抑制対策として、子ども手当の支給、幼児施設の充実、子育て支援等が叫ばれていますが、日本ではフランス等のように婚外子は歓迎されないので、結婚して子供を作る意外方法は有りません。

その結婚が、難しくなったり、出来なくなったり、歳を重ねてするようになってきたので、大変由々しき状態だと思いますが、皆さんは如何に考えられますか?
私は、このようなことでは、決してハッピーな社会にはなれないと思っています。
次回に続きます。



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