ガチガチに固まった踵をほぐして、腰痛を改善させる方法。
腰痛の原因はここにあった!大腿筋膜張筋の硬さにご注意を
こんにちは、GENRYUです(^^)
最近、腰の痛みや違和感を感じることはありませんか?
家事やおマゴのお世話で忙しい毎日を過ごす中、
腰痛はとてもつらいものですよね。
実は、その腰痛の原因が「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」という
筋肉の硬さにあるかもしれません。
大腿筋膜張筋って何?
大腿筋膜張筋は、骨盤の前側から太ももの外側にかけて伸びている小さな筋肉です。
この筋肉は、股関節の動きをサポートし、
歩いたり立ったりするときに体を安定させる重要な役割を持っています。
なぜ硬くなると腰痛につながるの?
この筋肉が硬くなると、骨盤が前に傾きやすくなります。
骨盤が前傾すると、腰の背骨(腰椎)が過度に反ってしまい、
腰に余分な負担がかかります。
これが長期間続くと、腰の筋肉や関節にストレスが溜まり、
痛みや不快感を引き起こすのです。
日常生活での影響
大腿筋膜張筋の硬さは、日々の生活にさまざまな影響を及ぼします。
- **家事がつらくなる**
洗濯物を干すときや掃除機をかけるとき、
前かがみの姿勢になることが多いですよね。
大腿筋膜張筋が硬いと、この前かがみの動作がしづらくなり、
腰に負担がかかります。その結果、家事をするたびに腰が痛くなってしまうことも。
- **歩くのが疲れやすい**
スーパーへの買い物やお友達との散歩でも、
足が重く感じたり、すぐに疲れてしまうことはありませんか?
これは、筋肉の硬さが原因で股関節の動きが制限され、
歩幅が狭くなったり、スムーズに歩けなくなるためです。
- **姿勢が悪くなる**
テレビを見ているときや食事中に、
気づくと猫背になっていませんか?
大腿筋膜張筋の硬さは骨盤の前傾を引き起こし、
背骨のバランスが崩れるため、自然と姿勢が悪くなってしまいます。
- **腰以外の痛みも**
腰痛だけでなく、膝や股関節、さらには肩こりや
首の痛みを感じることもあります。
これは、体全体のバランスが崩れることで、
他の部位に余計な負担がかかるためです。
- **睡眠の質の低下**
腰の違和感や痛みで寝つきが悪くなったり、
夜中に目が覚めてしまうことも。
十分な睡眠が取れないと、疲れが取れず、日中の活動にも支障をきたします。
- **気分の落ち込み**
慢性的な痛みはストレスとなり、気分が落ち込みやすくなります。
趣味の時間を楽しめなくなったり、人と会うのが億劫になることも。
簡単に大腿筋膜張筋を緩めるエクササイズ
エクササイズはストレッチポールもしくはラクロスボール(テニスボールでも可)
を使って「大腿筋膜張筋」をほぐしていきます。
まず、骨盤の前の出っ張った骨「上前腸骨棘」を探してください。
そこを探してもらったら、そこを触ったまま
股関節を斜め上に引き上げてください。
そうすると「大腿筋膜張筋」が縮んで筋肉が固くなってくると思います。
そこを確認してもらったら、下図を参考にして
その場所にストレッチポール
もしくはラクロスボールを当てて頂き、
痛気持ち良い圧で上下左右に動かしていきましょう。
初めて行う方は、ガチガチに固まっているケースが多いので
あまり無理せずにほぐしてみてください。
ほぐす時間は1〜2分でOKです。
これを毎日1〜2セット行って頂けると、
少しずつ固まった「大腿筋膜張筋」がほぐれてきて
上記の症状が改善していきますので、
ぜひ、実践してみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)