ストレッチしても改善しない「踵の痛み」への対処法。
しゃがみ込みテストで分かる!足首の柔軟性と体のバランス改善術
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、床にしゃがみ込む動作について、
足首の固さと体のバランスの関係性についてお話しします。
まず、早速ですが、以下のことを試してみてください。
「テスト」
踵をつけた状態で、床にしゃがんでみてください。
つま先が外に開かず、踵をつけたまましゃがみ込む姿勢を保てるかがポイントです。
現代の社会環境の変化により、和式生活から洋式生活へ移行してきたため、
和式トイレを使用する頻度が減少しました。
その結果、足首およびふくらはぎの筋肉が固くなってきています。
特に固くなっているのは、腓腹筋内側頭(ふくらはぎの内側の筋肉)です。
この筋肉は、バランス機能を司る「前庭系」と深い関係があることが
近年の研究でわかってきました。
前庭系は姿勢をコントロールし、傾きや揺れを感知する役割を持っています。
直立姿勢を保つためには、前庭系がしっかり働き、腓腹筋の内側頭を使っています。
現代人はしゃがみ込むことが少なくなり、
足首が固まることで、ふくらはぎの腓腹筋内側頭も固くなります。
これにより、バランス機能が低下し、転倒しやすくなったり、体全体が固まってしまいます。
この状態を改善するために、足首を柔らかくするエクササイズを紹介します。
ぜひ一緒にやってみましょう。
エクササイズ
準備運動: 立った姿勢で、足首の背屈(足の甲を自分に向ける動き)を20〜30回行います。
ストレッチ
・足を前後に開き、伸ばしたい方の足を後ろにします。
・ゆっくり体重を前にかけ、ふくらはぎを伸ばします。
・後ろにした足首の位置を少し内側に向けると、腓腹筋の内側頭にさらにストレッチがかかります。
・痛気持ち良いところで30秒キープします。
・この一連の流れを3セット行ってください。
このエクササイズを毎日続けることで、
固まっていた足首とふくらはぎが少しずつほぐれ、しゃがみ込みやすくなります。
また、体に無駄に入っていた力が抜けることで、バランス機能が改善されます。
ぜひ、実践してみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)