立ち上がる時の腰痛解消法:理学療法士が教える「大殿筋」ケアの秘訣
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、正しい腰の使い方をテーマにお届けしていきます。
カラダの使い方のお話は前回のコラムでお伝えしたのですが、
今回は、その中で「前屈した状態からカラダを持ち上げる」動き方についてご説明します。
腰痛でお悩みの方を診させて頂くと、多くの方に共通しているのが、
カラダを曲げた姿勢から持ち上げる動きが間違っている方がとても多くいらっしゃいます。
間違った方法として、曲げた姿勢の状態から、まず首を持ち上げ、背中と腰を反るような感じでカラダを持ち上げてきます。
そうすると、首や背中の重みを全て腰の筋肉で持ち上げようとしますので、
過剰に腰の筋肉が緊張して固まってしまい、腰痛が出てしまうんです。
では、どのように持ち上げてくれば良いかというと、
カラダを曲げた姿勢から、まず腰の骨を骨盤に乗せていくように動かしていきます。
腰の骨を乗せたら、次に胸の骨、そして首の骨、頭という感じで、
積み木のように近い場所から持ち上げて骨を乗せていくイメージで行います。
そうすると、腰の筋肉に負担をかけることなく、カラダを持ち上げることができます。
よく、朝顔を洗って、カラダを起こそうとした瞬間にギックリ腰になるケースがありますが、
これは、こういったことも原因になってくるんです。
骨を意識し、骨の動きを意識する。
これはとっても大事なことですので、ぜひ、この動作を身に付けて頂き、
正しいカラダの使い方を覚えていってくださいね。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)