ガチガチに固まった「足首」を柔らかくする方法
こんにちは、GENRYUです。
今回は、外反母趾ってなに?というテーマでお伝えしていきます。
まず、外反母趾についてお伝えします。
外反母趾とは、レントゲン画像で外反母趾角(第1中足骨と母趾との間にできる角度)が20°以上のものを外反母趾とよびます。
また、正常は10〜15° 15°以上で外反母趾、20°以上で重度外反母趾という基準があります。
外反母趾になってしまう原因は、骨と筋肉の構造を理解すれば紐解けると思います。
簡単に説明していきますね。
①第一中足骨が外側に変形します。
②母趾外転筋が緩みます。
③母趾内転筋の張力が増えます。(母趾外転筋との筋バランスが崩れるため)
④母趾が内側に引っ張られます。
このようにして外反母趾になってくるんです。
また、これを助長させる要素としては、
・足に合っていない靴を履く
・常に先が尖ったヒールを履く
があげられます。
次に外反母趾が痛む原因をお伝えします。
よくあるパターンを3つほどご紹介します。
1つ目は、母趾が内側に入った状態で体重がかかると、母趾の関節包や軟部組織は伸ばされ、負荷がかかります。
そこに靴を履くことで圧迫がかかったり、靴との摩擦が起こってしまうとさらに痛みが出てきます。
2つ目は、外反母趾が変形してくると、母趾の付け根にバニオン(腱膜瘤:骨の出っ張りみたいなもの)が生じてきます。これが痛みにつながってきます。
3つ目は、母趾には2つの種子骨があるんですが、変形が進むとそこを走っている神経が圧迫され痛みが出てきます。
このような理由で痛みが生じてくるんです。
今回は、外反母趾の概要についてご説明させて頂きました。
次回は、この外反母趾に効く簡単なトレーニングについてお伝えしますね。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)