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人は自分の理想を相手に求めてしんどくなる ~誰もが持つ複数の顔~

人はあなたにだけ見せる顔(一面)と
あなたには見せない(見せたくない)顔というものがあります。

普段は誰にでも同じような顔で接してますが
私たち自身もそうであるように
人は自分の見えている一面だけが相手の全てではありません。

これは誰にでも持ち得る感情ですから
あの人には良い顔して自分には意地悪ばかりだと
自分に対する接し方一つで相手を判断することは
勝手に相手はこういう人だと決めつけて自分がしんどくなるということです。

相手もまたあなたに同じような感情を抱いているでしょうし
あなたも人によって見せる顔(一面)というのは違うのではないでしょうか?

自分では誰に対しても同じように接しているつもりでも
やはりこの人には見せたくない、見られたくないという一面があるでしょうし
相手がどう受け止めているかは本人次第です。

人は皆平等に、同じように接することなどできないのです。
そしてそんな芸当する必要もありません。

何でもっとこうしてくれないのかと
人は相手に自分の理想を求めるものですが
人にはそれぞれ自身が抱える事情があるのだと認識すれば
相手にこうしてくれと不毛な対応の変化を望むより
今のままの関係を維持していくことも一考してみてはいかがでしょうか?

下手に関係をこじらせて相手に距離を置かれる(警戒される)より
理想とは違い気疲れはするが
相手の事情を汲み取って(=尊重)現在の関係を受け入れてみることも
良好な人間関係を保つ一つの秘訣ではないかと思います。

肝に銘じておきたいのは
自分も人を選んで接しているということ。
(相手によって接し方を変えている)

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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