他人と比べた瞬間、私たちは不幸になる　～他人の価値観の中に幸福はない～

2023年10月29日

テーマ：心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

人は幸せであることを願うものですが（わざわざ不幸であることを願わない）
どうして幸福になれないのでしょうか？
不幸だと感じてしまうのでしょうか？

自分は不幸であると感じてしまうのは
他人の中にある価値観と自分を比べてしまうから
どうしても不満足を感じてしまい
他人に比べて自分は幸福ではない、不幸であるというように
自ら不幸感を増幅させてしまってるわけですね。

特に裕福でなくても幸福感は感じられるものですが
他人と比べて不幸感を増幅させてしまうので
つい自分は不幸である（幸せでない）かのように錯覚してしまうのです。

幸せかどうかは裕福かどうかといった価値観によって決まるものではありません。

自分がどう感じるかこそが幸福感の源（基準）になるのですが
他人の価値観を基準に比較してしまうと
不足感や不満足感のみが強調されて
だから（比べると）自分は幸せでないと不幸に感じてしまうわけですね。

不幸になりたくなければ他人の価値基準と自分を比較しないこと。

そもそも幸福には基準はないことを知り
他人の価値基準の中に自分の不幸の源を探ろうとしないことです。
（作り出そうとしない）

反対に、不幸であっても他人と比べ始めた途端
自分より不幸な人はいくらでもいるでしょうし
不幸であっても幸福であっても人と比べ始めたら限がないということ。
上には上がいるということを理解する必要があります。

この原理法則を理解できれば
他人と比べることがいかに自分を不幸にし（追いやり）
幸せから遠のいていくかがわかるはずです。

ですから自分を不幸にしたくなかったら
他人と自分を比べようとしないことです。

比較するのは人物だけが対象ではなく
環境や状況、能力（スキル）といったものまで
何かと比べることで不幸は出てきますから
この不幸が生まれる原理原則（メカニズム）をきちっと理解しておきましょう。

不幸は何が生み出すのか？

あなたはこの答えがわかりますか？
わからないとこのまま不幸のどん底から這い上がれないかもしれませんよ？
（考えて参考にしてもらうための材料提供です）