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コロナ禍に見る、ウイルスという存在について ~ウイルスによって本当に蝕まれているものとは~

2020年7月7日

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

このコロナ禍について考えてみたんですが
パンデミックやウイルスとの戦いは今に始まったことではなく
人類史上を通しても過去からずっと続いてきたわけですが
ご存知のようにウイルスは人の体内に入り込み害を及ぼす存在ですから
当然のことながら敵視してその存在を消し去ろうと試みます。

確かにこの新型コロナウイルスも人に害を及ぼす存在ですが
ウイルスとは果たして単なる人類の敵なだけなのでしょうか?

究極的に言えば、生物進化における何らかの役割や機能があり
環境変化への対応や進化へ貢献する役割を果たしているのかもしれません。

ただ人類には害があり、死者も出してしまう恐ろしい存在ですから
敵対する存在としか受け入れられないだけで
本来は宇宙の万物理論の観点から見た存在としては
ウイルスが存在することによって新たなる生物進化へと貢献するような
この宇宙という時間の中では不可欠な存在なのかもしれないのです。

しかし何度も言いますように
人類にとっては害でしかありません。

だからこそわからないだけなのです。
どうしても人類の敵としか理解することができません。
それは仕方のないことです。

ここで少し別の観点から振り返って考えてみると
このコロナ禍は一見すると人類VSウイルスのように思えますが
実際のところはウイルスというより
人間同士が攻撃して争っているのではないでしょうか?

ウイルスはただ病気を誘発してるだけ。
人が人を攻撃し、傷つけているのは人間なんですね。

どうしてウイルスのために私たちが傷つけ合わなければいけないのでしょうか?
私たちの向ける矛先が間違ってませんか?
もしかするとコロナ禍は私たちの心の弱さを教えてくれてるのかもしれません。

進化の観点からすればウイルスは必ずしも敵なのではなく
(人類にとっては生死がかかっているため敵になっているだけ)
ウイルスが存在するからこそ生命の進化において
何らかの必要性があって存在しているかもしれないのです。

ウイルス同士は攻撃しあいませんけど
人間同士は攻撃しあいます。

もしかするとウイルスはこうした人類の暴走を抑制するための
何か役割があって存在するのかもしれませんね。

つまり私たちはウイルスの蔓延(感染拡大)を制御しようと試みてますが
宇宙という万物からすれば人類こそ制御不能な
排除するべき存在なのかもしれないということです。

人類の暴走をウイルスによって抑え込もうとしているわけです。
(これが私の言う地球の免疫機能)

もちろん人間のようにウイルス自身が何か意図的に
意思や思考を持って行動を起こしているわけではないと思いますが
このコロナ禍で見えてくる人間の所業としては
ウイルスに関係ないところで私たちが暴走して傷つけあっている様子が
私には滑稽に思えてなりません。

ウイルス?
まるで関係ないじゃないですか。
本当に恐ろしいのはウイルスなのか?それとも私たちなのか?
よく考えてこのコロナ禍を教訓に生きていきたいものです。

皆様にとってコロナ禍とは何なのでしょうか?
どういうものなのでしょうか?
ただワクチンや治療薬によって早く終息するようにと
それだけのことでしかないのでしょうか?

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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