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認知行動療法の実践!失敗を学びに変える ~人に何か言われたときに、怒られたと思って落ち込んでませんか?~

仕事にしても何にしてもそうですが
基本的に人は何も教えてくれません。

学校での教育であればそれが目的ですので
先生が勉強を教えてくれますが(家庭なら親でしょうか)
ひと度社会に出ると誰か人から教えてくれるということはありません。

あっても極端に少なくなりますし
教えてくれても必要最低限のことしか教えてくれないでしょう。

全ては自分から学ばなければ誰も教えてくれないのです。

このように社会に出ると、人から何か教えてくれることはほとんどなくなってしまいますが
もし何か教えてもらえるのだとしても
それは口やかましく言われたり怒られるときではないでしょうか?

つまり教えてもらう=怒られることになってしまうんですね。

逆に考えてみてはどうでしょうか?

人に怒られるとは、つまり教えてもらっているのだということ。
せっかく教えてくれてるのに、どうしても人は怒られた(怒っている)と思ってしまうのです。

ですからもし何か、この人は怒って言っていると思うようなことがあれば
それは実は教えてもらってるんだと考え方(発想、捉え方)を変えてみると
教えてもらえてありがたいことなんだと思えるようになるかもしれません。

基本人は何も教えてくれませんし
何か言われるときというのは怒られたり注意されるときですから
また怒られた、怒らせてしまったと自分を責めてしまうものですが
それを怒られたと捉えるのではなく教えてもらってるのだと受け止めれば
自分の学びに変えて成長していくことができるでしょう。

そしていつまでも同じことで怒られなく(言われなく)ても済むようになるかもしれません。

人に何か注意されて(言われて)腹を立てている場合ではありません。
これではせっかく何か教えてもらっていても
いつまでもウジウジ落ち込み続けるだけで、自分の成長につなげることが出来ないのです。

つまりは同じことでまた同じことを何回も言われ続けるだけの
精神的にしんどい繰り返しになってしまいます。

考え方や発想、捉え方を変えることによって
自己成長につなげることができるんですね。
同じことを何回でも注意されなくても済むようになるんです。

もし人に何か言われたときは
怒られてるのではなく教えてくれてるんだということを覚えておいてください。
そして自分の学びに変えてみてください。

自分がもし人に何か言う(教える)立場だったらどうでしょうか?
やっぱり口やかましく教えたり説教(説明)してしまいませんか?

自分では優しく教えてるつもりでも、相手の捉え方は自分の思うようには受け止めてくれません。

だからこそ下手に人に教えようとしないのではないでしょうか?
人に何か言うときというのは、これは違う、そうじゃないと否定的に口出ししてませんか?
挙句の果てにはこの人は何を言ってもわからない人だなあとイライラしてませんか?

このようにお互い嫌な気分になりたくないので
基本的には人は何も教えてくれません。
教えてくれるときというのはどうしても怒ったり注意するときになってしまうのです。

もし何か人から教えてもらいたければ、塾や習い事に通うのでもそうですが
基本的には自分がお金を出して教えてもらわなければならないことを忘れないようにし
その上で人が何か言ってくれてるときというのは学びの(成長の)チャンスなんだと捉え
自らも学ぼうとしていく姿勢を忘れないようにしたいものです。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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