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コラム

人間関係が円滑になる、否定をしないコミュニケーション術 ~認知症の人との関わり方にも効果的~

2015年10月10日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

仕事など業務上でやり取りするような場合は別ですけど
日常のコミュニケーションで人間関係を円滑にするために抑えておきたいポイントは
もし相手の言ってる事が違うと思っても、まず否定しない事。

必ず「はい」とか「そうですね」と、わかりましたよと相槌を打つ事です。
その際否定は要りません。
というよりする必要のない事をわざわざする必要はありません。

これは認知症の人とのコミュニケーションでも言える事ですが
相手の言ってる事が間違いかどうかではなく
ちゃんと聞きましたよ、伝わりましたよという意味で、まずは返事をするんですね。

違うかどうかではなく、まず返事です。
それから自分は違うと思っておけば済む事で
別に言ってる事が間違ってたっていいじゃないですか。
誰でも間違う事くらいありますでしょ?
相手の事が憎くて許せないならどうしようもないですけど
何も相手の考えや発言を否定する事はないんです。

認知症の人でも、否定されたと思うから激情するんですね。
それが人の命に関わる事だったり、どうしても間違いの許されない重要な事ならいざ知らず
普段のコミュニケーションくらいで別に間違ってたってどうって事はないんです。
例え間違っててもそれを受け入れられないのは、自分の心に余裕が無いだけ。

円滑な人間関係を築くためのコミュニケーションで大切なのは
まず基本的に否定はしない事。
違うと思っても受け取りましたよという意味で、わかりましたと返事をする事です。

それからいくらでもそれは違うんじゃないかと思っておけばいいんです。
それも自分の心の中でね。
わざわざ相手に伝えて指摘する必要はありません。

わかってても実際やってみるのは難しいと思いますが
この否定をしないコミュニケーション術を身につけると
ほんとに人間関係が一気に変貌しますよ。

出来るかどうかは別にして、まずは普段から意識して返事を心がけてみてください。
気づきにくい些細な変化かもしれませんが、人間関係が変わります。
あなた自身の心が、受け止め方が変わります。

もっと他にも様々なコミュニケーション術については
心理カウンセリングの中でお話させて頂きますので、ぜひ学びながら身に付けてくださいね。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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宮本章太郎

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宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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