普通という名の理想　～人はなぜ普通である事を望むのか？よくわからない“普通”の定義を明確にする～

2014年8月25日

テーマ：思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

普通になりたい、普通でいいなんてよく聞きますが
普通とは何でしょうか？

挨拶をする、感謝をする、お礼を言う、返事をする
落ち度や失礼があれば謝るなど、その他諸々
これら当たり前の事を当たり前にする事が普通なのではないでしょうか。
やろうと思えば誰でも出来る事です。

だけど皆さんなぜかやらない。
やろうとしない。
だからいつまでも普通になれないのではないですか？

皆さん日常で、文句とか言う時だけは大声を張り上げて威勢がいいですが
どうしてでしょう、感謝やお礼の言葉はちっとも聞こえて来ないんですね。
言ってるけど声が小さいのか、それとも私の耳が遠いだけでしょうか？

メールなどでお悩みの相談も沢山頂きますが
結局カウンセリングを受けてみては？とお答えするだけなので
遠慮する必要も返信して頂く必要もないですが
お返事しても殆どの人は何も返って来ません。
皆さん言いっ放しの一方通行で終わりです。

もちろんわざわざご丁寧に返信いただく方もいらっしゃいますが
お礼の言葉どころか、カウンセリングを受けるのか？それからどうするのか？
お返事した内容の感想も何もなく皆さん無反応です。

人を巻き込んでおいて、一体何がしたかったのでしょうか？

お伝えしてますように、カウンセリングの予約とお問い合わせに関してでなければ
私のお返事にメールを返して頂く必要はありません。
私が言いたいのはメールを返すとか返さないとか、そういう事ではないのです。

しかし普段の日常でも、こんな普通の事が
誰でも出来るような事をしようとしないんですから
それで普通になりたいだなんて矛盾してるんですね。

私は社会生活を営む上で、人間関係において必要かつ大切な
これら基本的な事こそ普通ではないかと思うのですが
もしそうじゃないなら、皆さんの考える普通とは何でしょうか？
何かわからないのに、わからないものになりたいと思ってるのでしょうか？

心理カウンセリングではまず
このように何かわからないものを明確にして行きます。
最初はわからなくてもいいですが、徐々にそれを形にして行くんですね。
形がわかればどうすればいいのかも見えて来ます。

結局何だかわからないからどうすればいいのかもわからないのです。

詳細は心理カウンセリングで聴かせて頂きますので
あなたはまず、自分がどういう人間であるのかを私に伝えてください。
難しく考えなくても、いつもの話し方で普通にお話くだされば伝わります。
しかしお電話やメールでは、本当のあなたの中身までは伝わりません。

自分がどういう人間なのか、自分でわかってるだけでは意味がありません。
自分ではわかってるつもりでも、感覚がなければ自分を実感出来ないように
他者の反応無くして本当の自分はわからないのです。

自分でわかってるつもりの思い込みをやめて
ぜひ心の専門家である心理カウンセラーの存在を通して
自分の悩みや自分という人間に向き合っていきましょう。

京都カウンセリングラウンジ
宮本　章太郎

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