退職勧奨繰り返され「うつ病」 IBM社員を労災認定
TBSニュースによると職場でのストレスによって精神疾患を
発病したとして「労災」を認定された件数が過去最高に
なったことが、厚生労働省の「過労死白書」で明らかになった。
30日閣議決定された2018年版の「過労死等防止
対策白書」によりますと、去年、精神疾患を発病したとする
労災の支給決定件数は556件と過去最高となりました。
そのうち、過労が目立つ職種として、「教職員」「医療」「IT産業」
「自動車運転従事者」「外食産業」の5つが、重点業種として挙げ
られました。これらの5業種のストレスの要因には、長時間労働や
同僚・上司との人間関係だけでなく、「教職員」では『保護者やPTA
への対応』「医療」「自動車運転従事者」では、「患者や乗客からの
暴力」など仕事で接する相手から受けるものも多かったということです。
厚労省は、「職場においてのメンタル対策を関係省庁と
連携していきたい」などとしています。
引用ここまで
職場ストレスによって労災が認定されるためのハードルは
かなり高いのですが今回過去最高になっているということは
事実として受けとめなければならず、原因解明は必要です。
長時間労働がやはりストレスの原因の1つと考えると働き方改革に
関係なく、まだまだ職場環境に問題ありのところが多いということも
言えます。
職種別の原因分析は大事で、特に業務の特徴、人間関係だけでなく
お客様など相対する人との関係に悩んでいて、その
精神的ストレスはとてもひどいものです。
労災で家族から訴えられるということも今後身近に考えて
おかなければなりません。昔と今は、全く違うのですが
自分たちの昔のことを基準に押し付ける経営者は、考えを
改めないと生産性という意味でもパフォーマンスがあがって
こないので経営もうまくいかなくなります。
改革しないととにかくダメで発想をまるっきり変えてみると
いう勇気も必要だと思います。